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ニュースリリース

2015年1月28日
列車の運行

特急「サンダーバード」のサービス向上に向けた取り組みについて

 JR西日本では、今春金沢〜長野駅間が開業する北陸新幹線とも接続し、北陸エリアと近畿エリアを結ぶ特急「サンダーバード」をさらに快適にご利用いただけるよう、車両のリフレッシュや停車駅設備の充実、輸送品質向上に向けた取り組みを進めてまいりますので、その概要をお知らせします。

詳細

1 車両のリフレッシュ
 お客様のニーズをふまえて車内設備などを充実させ、よりくつろいでご乗車いただける車内空間をご提供します。

(1)概要
■グリーン車座席の座り心地を改善します。
 よりソフトでホールド感のある座り心地となるよう座席を改良します。
■座席や内装のデザインを見直します。
 グリーン車の座席、客室内を落ち着きと趣きのあるデザインに変更します。
 普通車の座席をブルーを基調とした最新のデザインに統一します。
■モバイル用のコンセントを拡充します。
 全ての編成のグリーン車全席、普通車客室出入口付近の席にコンセントを整備します。
■トイレに新たに温水洗浄機能付き暖房便座を導入するとともに、暖房便座を拡充します。
 JR西日本の在来線車両で初めて、グリーン車、普通車身体障がい者対応のトイレに温水洗浄機能付き暖房便座を導入します。それ以外のトイレについては、全て暖房便座にします。
■女性専用席でブランケットがご利用いただけるようになります。
 女性専用席に、お席でお使いいただけるブランケットを平成27年夏までに配備します。
■車体デザインを見直します。
 従来のホワイトボディとブルーのラインを基調に、大きな窓をより強調したカラーリングや「サンダーバード」をモチーフにしたシンボルマークなどをあしらい、長く親しんでいただいている「サンダーバード」らしさと新しさを表現したデザインとします。

 

車内設備・インテリア(グリーン車)

車内設備・インテリア(普通車)

エクステリア

 

(2)対象車両
 「サンダーバード」(681・683系)全車両

(3)投入時期
 平成27年秋ごろより、平成30年度末までに順次投入する計画です。

2 停車駅の設備の充実
 お客様のニーズの高いトイレの整備や列車の運行情報を提供するディスプレイなどの設置を行うとともに、バリアフリー化を進めます。

■お客様トイレを洋式化します。
 武生駅、鯖江駅のお客様トイレを洋式トイレに改修します。(平成27年秋)
 これにより、北陸本線における全ての「サンダーバード」停車駅で洋式トイレが整備されます。
■改札口、ホームに発車標を増設します。
 鯖江駅、松任駅の改札口・ホーム、敦賀駅、武生駅、芦原温泉駅、加賀温泉駅のホームに発車標を増設します。(平成28年度末)
 これにより、北陸本線における全ての「サンダーバード」停車駅で、改札口・ホームの発車標が整備されます。
■列車の運行情報を表示するディスプレイを新設します。
 北陸本線の各停車駅の改札口付近に、運行情報(ホームページと同内容の文字情報)を表示するディスプレイを新設します。(平成27年2月)
■駅のバリアフリー整備を進めています。
 鯖江駅、芦原温泉駅にエレベーターを新設します。(平成27年度末)
 これにより、北陸本線における全ての「サンダーバード」停車駅でエレベーターが整備されます。

停車駅の設備の充実


3 輸送品質の向上に向けた取り組み
 「サンダーバード」の輸送障害(運転見合わせ、列車遅延など)の主な原因となっている強風への対策を実施します。

北陸本線 手取川橋りょう、梯川橋りょうに新たに防風柵を設置します。
 北陸本線で強風の影響を受けやすい、小舞子〜美川駅間の手取川橋りょう0.9キロメートル(平成27年度)、小松〜明峰駅間の梯川橋りょう0.5キロメートル(平成28年度)の海側に新たに防風柵を設置することにより、北陸本線での強風による輸送障害を低減します。
湖西線の防風柵を延長します。
 従来の防風柵に加え、志賀〜比良駅間約2.5キロメートルの山側に防風柵を設置(平成27年度)することにより、湖西線での強風による輸送障害を低減します。

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