高槻駅で大規模災害に備えた異常時対応・避難誘導訓練を実施しました
西日本旅客鉄道株式会社ならびに高槻市は、平成26年1月21日に、大規模災害時に帰宅困難者が発生したときに鉄道の運転状況や避難場所の開設状況などの情報を共有し、帰宅困難者の駅構内への一時的な滞在や高槻市の避難場所への誘導など、協力して実施することを定めた「大規模災害等発生時における帰宅困難者対応に関する覚書」をJR西日本エリア内で初めて締結しました。
このたび、覚書に基づき、大規模地震の発生を想定し、高槻市、高槻市消防本部、大阪府高槻警察署、関西大学とJR西日本が合同で「大規模災害に備えた異常時対応・避難誘導訓練」を実施しました。
1 日時
平成26年11月1日(土曜日) 午前1時30分から午前3時45分ごろ
2 場所
JR京都線(東海道線) 高槻駅
3 想定
午後9時ごろ、大阪府北部を震源とする震度5強の地震が発生し、高槻駅ホームやコンコースが停電。下りホーム(4番のりば)で、発車した普通電車がホーム内で非常停止。電車内およびホームやコンコースに多数のお客様がいらっしゃる状況で終日運転見合わせとなり、翌朝までは運転再開できない。
4 訓練内容
・負傷者などの救助救護活動
・駅構内、電車内のお客様に対する情報提供
・一時滞在場所および一時滞在施設(高槻市役所、関西大学高槻ミューズキャンパス)への避難誘導
・備蓄食料、保温シートなどの配布
5 訓練参加者
約300名
※注釈 高槻市、高槻市消防本部、大阪府高槻警察署、関西大学、JR西日本の合計です。