芸備線 踏切の遮断棒が降下しなかった事象について
平成26年1月27日、芸備線 塩町〜神杉(かみすぎ)駅間の三町(みまち)踏切において始発から2本の列車が踏切の遮断棒が降りていない状態で、通過したことが判明しました。ご利用のお客様には大変ご心配をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
1 発見日時
平成26年1月27日(月曜日)午前7時7分ごろ
2 発生場所
芸備線 神杉駅 三町踏切
遮断機 あり 警報機 あり
3 列車名
(発見した列車)
下り普通列車 府中駅(5時29分)発 三次駅(7時16分)行 1両編成
乗客数 約60名
(発見前に通過した列車)
上り普通列車 神杉駅(5時24分)発 府中駅(7時20分)行
上り普通列車 神杉駅(6時23分)発 府中駅(8時1分)行
4 概況
1月27日午前7時7分ごろ、塩町〜神杉駅間を走行中の列車運転士が三町踏切の進行方向右側の遮断棒(1本)が降下していない事象を発見したため、踏切手前に停車後、広島総合指令所に連絡を行いました。連絡を受けた指令員は現地に工務社員を派遣すると共に、当該踏切を通過する列車に速度を落として通過するよう指示を行いました。
調査の結果、始発から2本の列車が踏切の遮断棒が降りていない状態で、通過したことが判明しました。
※注釈 踏切付近をご通行された方はいらっしゃいませんでした。また列車にご乗車のお客様におけがなどはありません。
※注釈 警報機および反対側の遮断機については正常に動作していました。
5 原因
急激な温度変化により遮断機が凍結したためと推定されます。
6 列車影響
<遅れ>
2本(下り 1本、上り 1本)当該列車含む
13分から15分の遅れ