このページの本文へ移動

ニュースリリース

2013年8月 9日
安全

在来線における地震発生時の取り扱い変更について

 JR西日本では、在来線における地震発生後の運転規制について、安全の確保を第一に、より有効な運転規制になるよう取り扱いを変更します。
 これにより運転規制区間を絞り込み、通常運転に戻るまでの時間の大幅な短縮を見込んでおります。

詳細

1 運転規制の判断に新たな指標「計測震度」を追加
 運転規制(速度規制、停止)の判断に構造物被害との相関がより高い「計測震度」を用います。

地震加速度(ガル値)から計測震度に改正

 ※注釈 ガル値とは、地表における地震の加速度(瞬間的にかかる力)の最大値のことです。リアルタイムに計測でき、発生直後に列車を止めるには有効です。
 ※注釈 計測震度とは、地震の強さ・揺れの継続時間などから計算される指標のことです。算出に数秒を要するが、構造物に対しての被害の影響度を測れるため、運転規制区間をより絞り込むことが可能です。

 なお、地震発生直後の列車緊急停止には、引き続き即時性の高い「地震加速度(ガル値)」を用います。

2 徐行パターンの見直し
 運転規制(速度規制、停止)となった場合について、徐行パターンを整理・統合します。
 ※注釈 在来線における地震発生時の取り扱いについてはこちらをご覧ください。(PDF形式 176キロバイト)

3 適用開始日
 平成25年9月1日

ニュースリリース一覧に戻る

以下のカテゴリから検索できます

以下の詳細カテゴリからも検索できます(2017年度以降のニュースリリース対象)

エリアを選択

年度・月を選択