奈良線 電車のEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で走行した事象について
1 発生日時
平成25年5月10日(金曜日)午後5時8分ごろ
2 発生場所
奈良線 奈良〜棚倉駅間
3 列車名
上り みやこ路快速電車 6両編成 乗客数:約200人
奈良駅(16時54分)発 京都駅(17時43分)行
4 概況
5月10日午後5時8分ごろ、当該電車の運転士は、奈良〜棚倉駅間を走行中に、通常であれば鳴動する「EB装置」の鳴動・ブザー音が無いことに気付き、棚倉駅停車後に、大阪総合指令所に連絡しました。
このため、当該電車は棚倉駅から以降の運転を取り止めました。
※注釈 ご乗車のお客様は後続電車にお乗り換えいただきました。
※注釈 「EB装置」とは、保安装置のひとつで、走行中に運転士が運転機器の操作を60秒間行わなかった場合にブザーが鳴動し、さらに5秒間何もしなければ自動的に非常ブレーキが動作する装置のことです。
※注釈 その他の運転機器、保安装置には異常はありません。