221系近郊形電車のリニューアルについて
221系近郊形電車は、JR西日本発足(昭和62年)後、弊社のイメージの一翼を担う車両として新製した車両です。平成元年のデビュー以降、平成4年までに474両を投入し、主にJR京都線・神戸線、関西線などで新快速・快速として活躍してきました。
この度、新製から25年が経過しましたが、今後の社会的ニーズの変化に対応するため、さらなる安全性向上およびサービス向上を目指したリニューアルを行います。
1 リニューアル予定車両数
221系近郊形電車 全474両
2 主なリニューアルの概要
(1)客室内の安全性向上
・吊り手、握り棒をとっさの際につかまりやすい色・大きさに変更(225系と同様のタイプ)
(2)バリアフリー対応
・トイレを車いす対応に大型化改良
・車いすスペースを新設
・出入り口上部に、次駅案内表示器(電光式)を新設
・ドア開閉の注意を促すため、ドア開閉チャイムを新設
(3)その他
・乗降をスムーズにするため、出入り口付近の座席を補助席付座席に変更