大糸線 落石の可能性がある区間に対する列車の抑止手配もれについて
1 発生日時
平成24年7月21日(土曜日)午後3時24分頃
2 発生場所
大糸線 平岩(ひらいわ)〜小滝(こたき)駅間
3 列車名
普通列車 1両編成 乗客数:25名
南小谷駅(14時21分)発 糸魚川駅(15時19分)行
4 概況
7月21日(土曜日)午後3時24分頃に、当該列車運転士から「列車の進行方向右側に石があるが、運転には支障がない。」と糸魚川地域鉄道部指令に報告がありました。
落石の可能性がある報告があった場合には、次の列車の停止手配をとることが決められているにもかかわらず運行を継続したため、安全であることが確認できるまでの間に、下り列車一本が当該区間を運行していたことが判明しました。
※注釈 調査した結果、石は1個、大きさは50センチメートル程度と判明
※注釈 当該区間は、普段から時速25キロメートル以下の制限速度がある区間
5 原因
落石の可能性があるという報告があった場合の社内の取り扱いが、守られていなかったためです。