芸備線 トンネル内の点検による運転見合わせについて
1 発生日時
平成24年7月25日(水曜日) 午前8時20分ごろ
2 発生場所
芸備線 備後落合〜比婆山駅間 井出山トンネル
3 概況
上記トンネル内に異物があるとの情報が広島総合指令所にありました。
連絡を受けた指令員は上下列車の運転を見合わせるとともに、現地に工務社員を派遣し、点検を行いました。工務社員が確認したところ、トンネルの天井付近からモルタル片が剥がれ落ちていたことが判明しました。周辺箇所について点検を行い、線路などの安全確認が終了しました。
この影響により午前9時7分より備後落合〜三次駅間の上下列車で運転を見合わせていましたが、午後0時54分に運転を再開しました。
モルタル片
45センチメートル×20センチメートル×厚さ2センチメートル 1個(2.73キログラム)
25センチメートル×10センチメートル×厚さ1センチメートル 4個
10センチメートル×10センチメートル×厚さ1.5センチメートル 4個
総重量(8.3キログラム)
※注釈 列車にご乗車のお客様におけがなどはありません
※注釈 備後落合〜三次駅間でバスによる代行運転を行いました。
4 原因
トンネル表面の吹き付けモルタルが漏水により剥落したものと思われます。
5 列車影響
<運休>2本(上り1本、下り1本)
影響人員約30人