列車のブレーキ力が不足していた事象について
1 発見日時
平成24年6月27日(水曜日)午前6時55分頃
2 場所
福知山電車区構内
3 列車名
上り 回送 183系電車 4両編成 乗客数:0名
【福知山電車区(7時22分)発 福知山駅(7時30分)着】
※注釈 福知山駅(7時42分)発 きのさき6号となる回送
4 概況
6月27日午前6時55分頃、福知山電車区構内で運転士が上記列車の出区点検中(出発前の点検)に当該列車の3号車のブレーキが動作していないことを認めたため、点検を行いました。点検の結果、3号車の圧力空気タンクに取り付けてあるコックが閉めた状態となっていたため、同コックを「開」としブレーキが動作することを確認し、運転をおこないました。
調査したところ、6月26日に運転した7本(回送1本含む)の列車において、ブレーキ力が不足していたことが判明しました。
※注釈 お客様にお怪我はありませんでした。
※注釈 通常使用するブレーキに大きな影響はなかったと考えられます。
※注釈 4両編成のうち1両の空気ブレーキがかからない状態でした。
5 付記
6月25日夜間に福知山電車区において同コックを取り扱い、機器の修繕作業を行いました。
【6月26日(火曜日)コックを閉め切りのまま運転した列車】
きのさき2号(福知山〜京都駅間)から回送列車(京都〜新大阪駅間)
こうのとり3号(新大阪〜城崎温泉駅間)きのさき16号(城崎温泉〜京都駅間)
はしだて7号(京都〜天橋立駅間)はしだて10号(天橋立〜京都駅間)
きのさき17号(京都〜福知山駅間)