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ちょっとちょっと!なマナーいきものペディア 制作STORY ちょっとちょっと!なマナーいきものペディア 制作STORY

2018年4月からスタートした当キャンペーン。
今年の3月まで、駅や車内で様々なマナーいきものたちを紹介してきました。

4月から、また駅構内や車内にイラストレーターmakomoさんによるいろんなマナーいきものたちが登場する予定です。
只今、新キャラクターも考え中です。

さらにマナーのことに興味を持っていただきたい!という気持ちを込めて、このページでは「ちょっとちょっと!なマナーいきものぺディア」に毎回素敵な告知イラストを描いていただいているイラストレーターmakomoさんにもこれまでの作品を振り返って感想を聞きながら紹介したいと思います。

イラストレーターmakomoさんプロフィール画像

makomo(マコモ)

おもしろメーカー
ニヤニヤできる『ちょっとだけおもしろい』にこだわった絵と文とで雑誌、書籍、WEB、店舗キャンペーンなどを手掛ける。また、くだらないものを大きく描いた絵画作品を発表したり、絵本やおもしろグッズをつくって売りまわる活動をしている。
最近の仕事にジェイアール西日本伊勢丹「2017クリスマスキャンペーン」、誠品生活松菸店(台北)「be Lazy生活懶哲學」特展、「JR西日本2018さわやかマナーキャンペーン」など。

よこカラスー

Vol.4 みんな並んでいるのによこカラスー 駅のホームで列を見つけると、さりげなく寄ってきて、スーッと割り込んじゃいます。「ちょっとでも早く乗りたいカラッス」なんて言うのですが、実はみんな並んでいることを学習してちゃんと整列乗車ができる、かしこいいきものなのでした。ホームで並ぶときは、列の最後尾カラッス

みんな並んでいるのに「よこカラスー」。整列乗車がテーマです。
ダジャレの意味がわかるのかな。と議論があり、カラスのカラの部分を平仮名にする「よこからスー」表記がいいかな?など文字の出し方も思考錯誤しました。また、この頃になると、制作チームもなかなかダジャレの手法にもネタがつまってきており、「よこからスー」という語尾をのばすダジャレ術をひねり出しました。
このキャンペーンのイラストを担当している作家のmakomoさんは、キャンペーンを通してキャラクターの表情を悪気のないとぼけた顔にしようと思っているそうで、今回もとてもいい顔のキャラクターが生まれました。
よいマナーの方ではきちんと左右の翼を前で合わせて乗車するかわいい姿になりました。

ニコニコアラ

Vol.5 音漏れ気づかずニコニコアラ 電車で音楽を聴きながら、いつもゴキゲン。でもイヤホンから音が漏れちゃってるよ。目で合図すると、「やや、いそいでボリュームダウン!」。音楽が大好きなコアラは、ボリュームを下げても、いつもどおりニコニコゴキゲンなのです。電車の中では音量は下げとコアラ

ヘッドフォンの音漏れ気づかず「ニコニコアラ」。これも自分の音漏れにはなかなか気づくことが出来ないため、ついついやってしまうマナーです。
制作チームは、耳が大きく楽しそうな動物ってなんだろう?とウサギや猫などの動物でイラストをお願いしましたが、makomoさんから耳が可愛い動物はコアラだ!と当初想定していなかったコアラが登場。急いで、あとからダジャレを考えたところ、「ニコニコアラ」という、またまた苦しいダジャレに(全篇ダジャレがキビシイというご指摘もありますが)なってしまいました。

見テナガザル

Vol.6 ムリにスマホ見テナガザル 混んでいる車内でも、器用にスマホをスイスイ操作。でも、その長い手はまわりをグイグイ。「いけない、周りに当たっテナガザル」と、スマホをひっこめて立っている姿は、いつもよりかしこくスマートに見えるのでした。混んでるときはスマホ引っ込めテナガザル

駅や車内のマナーとして、やはり上位に上がるのがスマホのマナー。
特に車内で手持ち無沙汰だと、混んでいてもつい見たくなります。そこで、ついついスマホに手が伸びてしまうということで、ムリにスマホ「見テナガザル」。
このバージョンは背景にも特にこだわり、makomoさんは、見テナガザルが迷惑なことをしているのがよくわかるように周囲の人がグイっと押されてるだけではなく、帽子もポロっと落としているカットも入れてくれたそうです。しかし、最初上がってきたイラストは背景の人たちが服をきておらず、帽子だけかぶっていたのにはおもわず吹き出しました。(もちろん、服を着せてもらいました。)
よいマナーのカットでは、「見テナガザル」が長い手を伸ばしてシャキッと立ってくれています。