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循環型社会構築への貢献

JR西日本ホテルズにおける脱プラスチックの取り組み

ホテル事業を統括する株式会社ジェイアール西日本ホテル開発では、管轄しているホテルグランヴィア5ホテル、ホテルヴィスキオ4ホテル、奈良ホテルにおける脱プラスチックの取り組みとして「プラスチック資源循環促進法」が定める特定プラスチック使用製品(客室アメニティやカトラリーなど10品目)について、2025年度末の目標を2年前倒しで、2023年度末をもって環境配慮素材への100%切り替えを完了しました。また、客室提供飲料水のペットボトルについても、従来のペットボトルから紙パック製の包材による飲料水への切り替え、もしくはウォーターサーバーの導入により、全ホテルにおいてペットボトル使用ゼロの目標を2年前倒しで達成しています。 その他、従来よりホテルグランヴィア京都にて実施していたレストランで使用した廃食用油を回収し、カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®(※)製のストローとして活用する取り組みを、管轄内のホテルへも展開を進めています。脱プラスチックの取り組みは、梅小路ポテル京都や2024年7月31日に開業した大阪ステーションホテルにおいても、推進しています。

使用素材などを明記し、お客様へも環境にやさしい素材の旨をPR
客室用紙パック製の飲料水
  • カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®は、植物油などのバイオマスを原料とし、微生物発酵プロセスによって生産されるポリマー。
    自然界の海水や土壌に存在する微生物により生分解され、最終的には炭酸ガスと水になるため、二酸化炭素の排出量削減や地球環境保全に貢献できる。

ペットボトル水平リサイクルの推進

ペットボトルの水平リサイクル(※)の取り組みを推進するため、岡山県津山市に使用済みペットボトルの水平リサイクルプラントを持つ株式会社サーキュラーペットと、ペットボトルの継続的な提供に向けての協定を締結し、2024年度より大阪エリアの使用済みペットボトルの供給を開始しました。2025年度時点で、年間50t以上のペットボトルの水平リサイクルをめざしています。

ボトルtoボトルリサイクルのイメージ
  • ペットボトル水平リサイクルは、回収された使用済みペットボトルを原料とし、ペットボトルの原料へ再資源化する循環型のビジネスモデル。
    リサイクルの前と後で同じものを作ることで、ペットボトルを資源として何度も循環することが可能。

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