貨物列車の迂回運転実現に向けた検討状況について
西日本旅客鉄道株式会社
日本貨物鉄道株式会社
日本貨物鉄道株式会社(以下、「JR貨物」)は、このたび、西日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR西日本」)に、「平成30年7月豪雨」の影響で不通となっている山陽線の代替として、山陰線を利用した貨物列車迂回運転の要請を行いました。これを受け、JR西日本は貨物輸送の重要性に鑑み、実現に向けた検討をJR貨物と共に進めているところです。つきましては、現在の検討状況について、以下の通りお知らせします。
1 検討中のルート
伯備線・山陰線・山口線を迂回経由するルート
2 現在の検討状況
早期の実現に向け、通常必要な以下の準備を同時並行で進めている段階です。
・運転士養成:迂回列車に乗務するJR貨物の運転士に必要となる教育の実施
・設備確認:貨物列車が安全に走行するための設備上の確認作業
・ダイヤ調整:運行する貨物列車の時刻などの調整
上記の取り組みが完了次第、速やかに迂回列車の運転を開始する予定です。