JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 駅名決定について
西日本旅客鉄道株式会社
京都市
建設局道路建設部道路建設課
2019年春、JR嵯峨野線京都・丹波口間に開業を予定しております新駅の駅名が決定しました。
1 新駅の駅名
「梅小路京都西(うめこうじきょうとにし)」駅
駅 イメージパース
2 決定理由
駅が所在する「梅小路公園」は,周辺地域を象徴する存在として地域の皆様に親しまれており、「梅小路」は、京都市の駅名公募結果においてもキーワードとして最多数であった。また、京都駅の西側約1.7キロメートルに位置し、京都観光の新たなサブゲートとなることから「京都」「西」を付与した名称とした。
3 開業予定
2019年 春
4 施設など概要
駅本体
(1)所在地
京都市下京区観喜寺町(京都駅←約1.7キロメートル→新駅←0.8キロメートル→丹波口駅)
<位置図>
(2)駅設備
高架下駅舎、相対式ホーム(延長165メートル、幅3.0メートル〜6.7メートル)
旅客上屋、エレベーター2基、エスカレーター4基
自動改札4通路、券売機2台、みどりの券売機1台
(3)ホーム上の安全設備
可動式ホーム柵の設置、非常ボタン、ホーム監視カメラ
(4)駅舎デザインコンセプト
「梅小路公園および京都駅西部エリアにある観光の玄関口の駅として、地域との連携を育むデザイン」を基本コンセプトとした。駅側面は、京都の町並みの「縦格子(たてこうし)・縦縞(たてしま)」、京友禅の反物の「縦長矩形(たてながくけい)」を想起させる形態とし、駅改札口付近には工芸品などに用いられる「梅柄光琳梅(うめがらこうりんばい))」の形状を引用した。駅舎が公園と調和し地域のシンボルとなるようにホームの外壁や入口部を曲面にするとともに、京都らしい色彩計画を取り入れた駅デザインとした。
○駅周辺施設
(1)新駅と七条通の北側を結ぶ歩行者空間の整備
新駅から七条通北側への回遊性を高めるため、廃止された短絡線を利用した横断歩道橋を整備する。雨にぬれることがなくアクセスできるようにするため、屋根を設置する。
また、エレベーターを2基設置し、バリアフリー化を図る。
(2)梅小路公園再整備
新駅に隣接する七条入口広場の歩行者空間を整備するとともに、新駅により影響が生じる大型バス駐車場を、効率的かつコンパクトに再整備する。