「ななうら丸」老朽化に伴う新船建造のお知らせ
JR西日本宮島フェリー株式会社
JR西日本宮島フェリー株式会社が現在運航している「ななうら丸」は、昭和62年(1987年)2月に旧国鉄宮島航路に就航して以来28年余りの長きにわたり使用しており、現在保有している3隻のなかで最も古い船舶となります。
このたび、この「ななうら丸」の代替船を建造するにあたり、安全性や環境性能の向上はもとより、広々としたバリアフリー室の完備で好評をいただいている「みやじま丸(平成18年建造)」に続き、世界遺産航路にふさわしい船舶として、快適性や豪華性など、お客様満足度の観点からさらなる向上を目指していくことといたしました。
新造船の就航にご期待ください。
1 就航予定ならびに船名
平成28年11月上旬 「ななうら丸」
2 船型など
(1)船型
両頭フェリー(船首および船尾が同型で、操縦装置およびプロペラを前後に有する)
※注釈 操縦・環境性能の向上から、可変ピッチプロペラ・カーボンプロペラを採用
(2)諸元
総トン数:275トン
全長:37.5メートル
全幅:10.0メートル
(3)定員など
定員:800名(車積載なし)
積載車両数:6台
主機関出力:736キロワット
航海速力:9.0ノット
3 船舶の外観イメージ
4 船舶の特徴(画像はイメージ)
(1)甲板の名称
(2)各甲板の配置イメージ
【車両甲板(1階)客室】
【遊歩甲板(2階)客室】
【航海甲板(3階)】