越美北線 踏切の遮断桿の降下が遅れた事象について
1 発生日時
平成24年7月18日(水曜日)午前5時35分頃
2 発生場所
越美北線
・越前田野駅構内 「動堂(どうどう)」踏切 (警報機 有、遮断機 有)
・越前田野〜越前富田駅間 「上野(うわの)」踏切 (警報機 有、遮断機 有)
3 列車名
下り普通列車 1両編成 乗客数:2名
越前大野駅(5時26分)発 九頭竜湖駅(5時58分)行
4 概況
7月18日(水曜日)午前5時35分頃、当該列車運転士から「2箇所の踏切の遮断桿の降下がいつもより遅かったのではないか」と輸送指令に連絡がありました。
連絡を受けた輸送指令がただちに係員を現地に派遣し踏切の動作状態を記録する装置を調査した結果、本来降下しているはずの踏切遮断桿が途中でいったん上昇し、その後に降下したことが判明しました。
当該踏切のうち「上野」踏切では、列車通過時に踏切遮断桿が完全に降下していませんでした。
なお、「動堂」踏切については、列車通過時には踏切遮断桿は降下しておりました。
※注釈 列車通過時には両踏切とも警報音は鳴動しておりました。
5 原因
列車を検知するレールにつる草がかかっていたためです。
6 列車影響
なし