「せとうちパレットプロジェクト」スタート!
当社では、先日発表しました「JR西日本グループ中期経営計画2022」において、「めざす未来〜ありたい姿」を実現するためのグループ共通戦略の一環として、地域の皆様と一体となった地域の価値向上を掲げています。西日本エリアの中でも多様な観光資源を有している瀬戸内エリアにおいて、鉄道事業と創造事業が連携して、新たな魅力を生み出すことで地域の活性化を目指すプロジェクトを展開します。
1 プロジェクトの基本的な考え方
西日本エリアの活性化による当社グループの長期持続的な成長を実現するためには、地域の皆様とともに、鉄道の広域ネットワークや安全で高品質な輸送サービスと当社グループが持つさまざまなコンテンツを活かした広域的な観光地づくり、地域ビジネスの創造・育成を通じて、交流人口を拡大し、定住を促進する必要があると考えています。
広域周遊ルートの構成と地域の産業や文化を活かしたコンテンツ整備により、訪れるたびに新しい魅力を発見できるような重層的なエリアを創出し、瀬戸内を国内外から多くのお客様が繰り返し訪れる一大周遊エリアにすることを目指します。
2 主な取り組み
(1)基盤となる広域周遊ルートの構成
・鉄道とクルーズ船を組み合わせた周遊ルート構築や新規航路の開発を目指します。
・観光結節点となる駅(クルーズ船の発着港に近い新幹線駅など)の整備を推進します。
・山陽新幹線の利便性や魅力を向上します。
・新幹線拠点駅と観光地を結ぶ観光列車や「新たな長距離列車」を運行します。
(2)集客力のあるコンテンツの整備
・地域ならではの食や土産物の魅力を活かして、拠点駅(岡山、尾道、広島など)を開発します。
・国内外からのお客様の多様なニーズに対応し、地域の特性を活かした、新しい形態の魅力ある宿泊施設を展開します。
・地域の魅力ある商材を開発し、販路を開拓します。
・地域のイベントや素材に新たな視点を組み合わせたコンテンツを整備し、広く情報発信します。
3 プロジェクト名
パレットは、そこに置かれた色と色を混ぜ、新しい色をつくる場所です。地域と当社との連携、鉄道事業と創造事業との連携や、既存の素材に新たな視点を掛け合わせることによって、新たな魅力を生み出していきたい、という思いを「パレット」という言葉で表現しています。
4 プロジェクトロゴ
置かれた色と色を混ぜ、そこになかった新しい色をつくる「パレット」の形をモチーフに、文字の周囲には「瀬戸内海の島々」をあしらっています。
柔らかな印象のフォントや、鮮やかなグラデーションは、瀬戸内の魅力が混ざりあいながらカラフルに変化していく様子を表現しています。
このロゴマークは、本プロジェクトの取リ組みをPRする際に広く使用します。
せとうちパレットプロジェクトの具体例については、こちらをご覧ください。(PDF形式:700キロバイト)