山陽新幹線、福岡地区テロ対応訓練を実施しました
JR西日本では、2019年ラグビーワールドカップならびに2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、福岡県警察、福岡市消防局との合同による訓練を実施いたしました。テロ事案の発生を想定した訓練を実施することで、各機関との連携要領を確認するとともに、事案発生時の対処能力の向上を図ることを目的としています。
1 日時
2017年9月9日(土曜日) 0時10分ごろから3時ごろまで
2 場所
山陽新幹線、博多駅
3 訓練内容
【第1部】
新幹線博多駅2階コンコースにて、不審者が化学薬品を散布したため、駅係員はお客様の避難誘導を実施するとともに、東京指令所・警察・消防へ通報を行った。
警察・消防が到着し、負傷者の救助と旅客の避難誘導ならびに化学薬品の処理が行われた。
【第2部】
不審者より「新幹線博多駅コンコースに爆発物を仕掛けた」旨の電話が当社お客様センターにあった。連絡を受けた博多駅係員は東京指令所・警察に通報するとともに、警察と協力してお客様の避難誘導および爆発物の捜索を開始した。爆発物発見後、警察(爆発物処理班)によって爆発物の処理が行われた。
4 参加者
福岡県警察
福岡市消防局
西日本旅客鉄道株式会社
総計:約210名