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ニュースリリース

2016年5月 7日
安全

特急列車のEB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で走行した事象について

 平成28年5月6日、EB装置(緊急列車停止装置)が機能しない状態で列車が走行していたことが判明しました。ご利用のお客様には大変ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

 ※注釈 「EB装置(緊急列車停止装置)」とは、保安装置のひとつで、運転士が運転機器操作を60秒間行なかった場合にブザーが鳴動し、さらに5秒間何もしなければ自動的に非常ブレーキが作動する装置です。

詳細

1 発生日時
 平成28年5月6日(金曜日) 午前7時32分ごろ

2 発生場所
 JR京都線(東海道線) 新大阪〜大阪駅間

3 列車名
 下り特急列車「スーパーはくと1号」 京都駅(7時6分)発 倉吉駅(10時44分)着 6両編成
 乗客数:約100名

4 概況
 5月6日午前7時32分ごろ、当該列車の運転士は、新大阪駅出発後にATSの警告音が鳴動したため停車し、大阪総合指令所に連絡しました。その後、詳細に調査を行ったところ、京都駅から当該車両のEB装置が作動しない状態であったことが判明しました。
 EB装置が作動しない状態であったのは、5月6日 特急列車「スーパーはくと1号」の京都〜大阪駅間(約40キロメートル、約24分間)です。

 ※注釈 ATSは補助電源により正常に作動していました。

5 原因
 運転士がEB装置の電源を入れ忘れた可能性が高いとみられます。

6 列車影響
 運休:なし
 遅れ:当該列車が18分遅れたのを最大に、下りのみ7本に18分から5分の遅れ
 影響人員:約6,000人

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