150メートルのレールがJR西日本エリアに初めて納入されました
平成28年4月3日(日曜日)、150メートルの長いレール(新日鐵住金株式会社が製造)が山陽新幹線新下関保守基地(山口県下関市伊倉本町)に到着し、4月4日(月曜日)、基地でレールを取り卸しました。このレールの納入は、JR西日本エリアにおいて初めてとなります。
新幹線など、高速で大量の輸送を担う路線では、レール同士を溶接して長くつなぎます。これまでの25メートルや50メートルのレールに比べ、溶接する作業や溶接部分の点検作業が大きく減るとともに、より一層の軌道の安定化につながることとなります。 このレールを4月から山陽新幹線に導入し、将来にわたり安定した輸送の提供に努めてまいります。
○新下関駅から山陽新幹線新下関保守基地へ運搬
○保守基地運搬中
○保守基地到着
○レール上から
○レールをクレーンで取り卸し
(参考)150メートルレールの納入行程
4月3日(日曜日)午前
新日鐵住金株式会社八幡製鐵所を貨物列車で出発
4月3日(日曜日)午後
山陽本線新下関駅に貨物列車で到着
機関車切り離し
山陽新幹線新下関保守基地へ保守用車(作業用の動力車)で貨車押し込み
4月4日(月曜日)午前
クレーンにより保守基地に取り卸し