2016年春の「京都鉄道博物館」開業に向けて、
「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」を発足
―地域とともに取り組む新たな京都・梅小路エリアの賑わい創出へ―
西日本旅客鉄道株式会社
京都水族館
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)と京都水族館は、2016年春の「京都鉄道博物館」開業を契機として、京都駅から梅小路公園周辺までのエリアにおける回遊性の向上やにぎわいづくりに地域の皆様と一緒に取り組むため、2015年2月3日に、同エリア内に所在する企業や団体などとともに「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」を発足しましたのでお知らせします。
今後は、「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」において、さまざまな観点から検討を進め、京都駅から梅小路公園までのアクセスルート整備による回遊性向上やイベントなどのにぎわいづくりを実施してまいります。
また、2014年6月より京都市が設置している「京都市下京区西部エリア活性化将来構想策定委員会」において「京都駅西部エリア活性化将来構想」が検討されており、年度末の策定後、構想に掲げる具体的な事業の実施にあたりましては、連携をしながら取り組みを進めてまいりたいと考えております。
※注釈 京都市下京区西部エリア活性化将来構想策定委員会とは、京都水族館など集客施設整備が進む梅小路公園をはじめ、中央卸売市場第一市場、京都リサーチパーク、商店街、文化・観光施設、寺社、大学などといった多彩な地域資源が集積している「京都駅西部エリア」において、民間活力をいかしたさらなる活性化を目指し、当該エリアの将来ビジョンや取り組むべき方策を盛り込んだ将来構想を策定する委員会です。
1 「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」の概要
(1)目的
JR西日本京都グループが策定した「梅小路地区活性化の取組み」をベースに、京都駅から梅小路公園周辺までを一つのエリアとして、京都市や地域の方々と一緒に回遊性の向上やにぎわいづくりに取り組むことにより、京都駅西部エリアの活性化や京都の観光振興・成長戦略に貢献していくことを目的としています。
※注釈 「梅小路地区活性化の取組み」とは、JR西日本京都グループが、2016年春の「京都鉄道博物館」開業を契機として、「地域との共生」の一環で、京都市や京都水族館をはじめ京都駅から梅小路公園周辺までのエリア内に所在する主な企業・団体と一緒に地域のご理解を得ながら賛同の輪を広げ、持続的なにぎわい・活性化に取り組むために策定した、梅小路地区活性化の取り組みです。
(2)体制
代表 :西日本旅客鉄道株式会社 執行役員近畿統括本部京都支社長 藏原 潮
副代表:京都水族館 三坂 伸也(オリックス水族館株式会社 取締役社長)
(3)参加団体(五十音順、平成27年2月3日現在)
オムロン株式会社、関西電力株式会社、京都駅ビル開発株式会社、株式会社京都駅観光デパート、
京都市都市緑化協会、京都水族館、京都青果合同株式会社、タキイ種苗株式会社、
西日本旅客鉄道株式会社、株式会社ハトヤ瑞鳳閣、リーガロイヤルホテル京都
上記のほか、オブザーバーとして、京都市に参加していただいています。
(4)発足時期
2015年2月3日(火曜日) 第1回全体会議開催
(5)主な実施施策(案)
京都駅から梅小路公園までのアクセスルートにモニュメントやバナーフラッグなどの設置、エリアマップの作成、地域の清掃活動やイベントなど、回遊性向上やにぎわいづくりの実施を検討してまいります。
(6)その他
【メインターゲット】
三世代を含めたファミリー層
【対象エリア】
東西を京都駅から梅小路公園まで、南北を七条通りから東海道本線までとするエリア
【ビジョン】
お子様からシニア層まで、安心・快適に一日を楽しく過ごせるまちづくり
【基本戦略】
・京都駅から梅小路公園までのエリアの一体感醸成と魅力の発信
・梅小路公園のさらなる魅力や快適性の向上
・お子様からシニア層まで安心して楽しめるルートづくり(京都駅から梅小路公園)
・環境に優しく将来に向けて成長するまちづくり
2 今後のスケジュール
(1)実施検討会の開催
【全体会議】
四半期ごとに、主な方針などを議論する場として開催
2015年5月11日(月曜日) 第2回全体会議開催(予定)
【実務者会議】
毎月、個別の施策を議論する場として開催
2015年3月4日(水曜日) 第1回実務者会議開催(予定)
(2)主な取り組み
2015年春:2015年度実施計画の策定
2015年秋以降:個別の施策を順次実施
※注釈 具体的なスケジュールは今後の「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」にて決定いたします。