湖西線の強風対策を充実させます!
防風柵の整備延長・折り返し設備の整備を行います
湖西線の強風対策として、平成20年12月に比良〜近江舞子駅間、平成24年2月に近江舞子〜北小松駅間へ防風柵を整備し、一定の効果を上げてきましたが、依然として強風による運転見合わせにより、ご利用のお客様にはご不便をおかけしています。
そこで、今回、強風による運転規制(運転見合わせや徐行)が多発する区間に防風柵を延長して整備します。さらに、列車の折り返し設備を整備することで、列車運行の安全性および安定輸送を確保し、輸送サービスの向上を図り、お客様により一層ご愛顧いただけるように努めてまいります。
1 防風柵の整備
(1)防風柵延長箇所
湖西線 志賀〜比良駅間の山側沿線 約2.5キロメートル
※注釈 防風柵総延長 志賀〜北小松駅間の山側沿線 約6.7キロメートル
(2)防風柵の仕様
風の遮蔽率 60%、レール面上高さ2メートルまで設置
(3)強風規制値の見直し
山側からの強風に対して規制値を見直します。
(4) 防風柵整備による効果
志賀〜比良駅間での運転見合わせ時間がおおむね3分の1以下になると想定しています。
(5)完成予定時期
平成28年1月
※注釈 防風柵整備の全体像についてはこちらをご覧ください。(PDF形式 332キロバイト)
2 折り返し設備の整備
(1)折り返し設備整備箇所
湖西線 和邇(わに)駅 京都方面への折り返し設備
(2)折り返し設備整備による効果
和邇駅以北で運転見合わせ時に、和邇駅までの運行を確保します。
(3)完成予定時期
平成31年春