京都における日本画新人賞 第1回 続(しょく)「京都 日本画新展」受賞作品の決定について
「京都 日本画新展」選考委員会
JR西日本、京都新聞社は共同で、日本画を志す、創造性あふれた若い人材の活動を奨励し、京都の文化の発展に寄与することを目指し、京都における日本画新人賞「京都 日本画新展」を平成20年度から開催してまいりました。
平成25年度からは推薦委員と審査委員の役割を分離するなど、異なる視点を加えた「続『京都 日本画新展』」として新たにスタートいたします。このたび、以下のとおり第1回展(平成25年度)の受賞作品が決定いたしましたのでお知らせします。
1 賞の名称
第1回 続「京都 日本画新展」
2 受賞作品
※注釈 敬称略
(1)大賞 1点
○作者名 若狭 悌尚(わかさ よしたか)
○作品名 「甘雨」(カンウ)
○講評 墨の使い方が難しいにもかかわらず、さまざまな技巧を尽くした緻密で繊細な作品であったことを評価。最初の印象は強くないが、奥に秘めた深い味を感じさせる。
(2)優秀賞 2点
○作者名 石橋 志郎(いしばし しろう)
○作品名 「灰色の空、まだらな地上」
○作者名 勢野 五月葉(せの いつは)
○作品名 「たのうみ」
3 作品展示
(1)美術館「えき」KYOTO
○日時 平成26年1月18日(土曜日)から29日(水曜日)の計12日間
午前10時から午後8時(最終日は午後5時まで)
※注釈 会期中無休 入館は閉館の30分前まで
○会場 美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
○入館料 無料
○内容
出品作品全39点と推薦委員の5点の作品を展示
推薦委員によるギャラリートーク(いずれも午後2時から)
・1月21日(火曜日)小嶋 悠司 氏(京都市立芸術大学名誉教授)
・1月22日(水曜日)大野 俊明 氏(成安造形大学教授)
・1月23日(木曜日)村田 茂樹 氏(日本画家)
・1月24日(金曜日)竹内 浩一 氏(日本画家)
・1月27日(月曜日)林 潤一 氏(京都嵯峨芸術大学名誉教授)
(2)ホテルグランヴィア京都
○日時 平成26年1月下旬から4月上旬
○内容 ホテル2階フロントロビーに受賞作品、M3階通路に出品作品を5期に分けて展示
※注釈 推薦委員の作品は展示いたしません