広島鉄道病院の新築移転などについて
弊社は平成25年3月13日に、めざす未来の実現に向け平成25年度から5年間の取り組みの方向を定めた「中期経営計画2017」を公表いたしました。めざす未来の一つが「地域共生企業」となることであり、地域の活性化に貢献してまいりたいと考えております。
広島鉄道病院は、国、県、市などにより推進される二葉の里まちづくりにおいて、医療福祉ゾーンに設定されたエリアに位置しております。新病院として建て替えることで質の高い医療を提供し、引き続き地域の中核病院としての役割を担うことを通じて、より一層地域の皆さまのお役にたち、地域の発展に寄与してまいりたいと考えております。
1 新築移転の概要
(1)建物計画の概要
新築移転先 広島市東区二葉の里3丁目(現病院東隣接地の弊社用地内)
建物概要 延床面積:約22,000平方メートル 地上7階建
※注釈 完成予想図についてはこちらをご覧ください。(PDF形式 774キロバイト)
(2)病院計画の概要
病床数 275床
診療科 14科
消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、小児科、皮膚科、産婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、放射線科、麻酔科
(3)新築移転に伴う事業費
約90億円
2 新病院の特徴
・がん治療に強い急性期病院
二葉の里地区で計画されている高精度放射線治療センター(仮称)との連携、化学療法の強化や内視鏡治療部門の拡充など、がん治療に強い急性期病院に向けた各種整備を行います
・地域医療連携の強化
地元クリニックとの連携や、地域ニーズの高い人工透析、緩和ケアの新たな実施など地域医療連携をさらに強化することで、中核病院としての役割を果たしていきます
・駅前立地などを活かした取り組み
駅前立地を活かす取り組みとして人間ドックの拡充を図ります
3 スケジュール
平成27年度中の開院を予定しております
4 その他
病院の新築移転に併せて医療法人の設立を検討します