このページの本文へ移動

ニュースリリース

2012年7月26日
ご報告

吹田駅社員による　ICカード乗車券（ICOCA）による不正乗車および遺失物の着服について

　弊社社員がICカード乗車券（ICOCA：イコカ）を使用して、不正乗車するとともに、拾得したイコカを着服していた事象が判明しました。
　お客様をはじめ、ご関係の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受け止め、社員に対する指導・教育を徹底し、再発防止に努めてまいります。

詳細

1　概要
　平成24年7月、ICカード乗車券処理データについて社内調査したところ、東海道本線吹田駅および岸辺駅において、入場情報の取り消しを繰り返しているデータを発見しました。
　調査したところ、吹田駅の社員が自分のイコカについて、他鉄道会社を利用する際に使用し、正規の運賃を支払わないまま勤務箇所において入場情報を取り消し、不正乗車していたことが判明しました。
　また、当該社員は吹田駅で拾得したイコカ6枚を着服し、うち4枚について同様に不正乗車に使用するとともに、一部を払い戻して現金を着服していました。

2　当該社員
　東海道本線　吹田駅社員　57歳（男性）

3　ICカード乗車券の不正乗車
　（1）本人所有の2枚のイコカと、拾得物を着服した4枚のイコカについて、勤務箇所である吹田駅および岸辺駅において、入場情報を取り消し、不正乗車していました。
　（2）当該社員は、平成22年2月19日から平成24年7月16日までの間に、在阪鉄道会社3社および当社で不正乗車していました。
　　※注釈　入場時は通常に使用し、出場時は自動改札機にタッチせず、無理に自動改札機を通り抜けることにより、計26回、16,060円分について不正乗車しました。
　※注釈　在阪鉄道会社3社：神戸市交通局、北神急行電鉄株式会社、神戸電鉄株式会社

4　遺失物の着服
　（1）当該社員は、吹田駅において拾得した遺失物のイコカ6枚を着服し、不正乗車に使用するとともに、一部を払い戻していました。
　（2）着服金額（券面金額）6枚：9,864円

5　お客様への対応
　吹田駅においてイコカを無くされたお客様には、京都支社に専用窓口を設けて対応させていただきます。（075-682-8038　平日午前9時から午後5時まで）

6　再発防止策
　（1）緊急周知の実施
　関係箇所に対して、発生事象の周知および、ICカード乗車券処理ならびに遺失物の適正な取り扱いについての指導を実施します。
　（2）ICカード乗車券処理データ調査の継続実施
　平成16年度より実施しているICカード乗車券処理データの調査について、継続して実施します。

7　その他
　社内規程に基づき厳正に処分します。

ニュースリリース一覧に戻る

以下のカテゴリから検索できます

以下の詳細カテゴリからも検索できます（2017年度以降のニュースリリース対象）

エリアを選択

年度・月を選択

今年度のニュースリリース一覧