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ニュースリリース

2015年11月18日経営関連

11月定例社長会見

詳細

 11月定例社長会見

※注釈 11月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。 

 今週月曜日、JR神戸線におきまして架線切断を発生させ、150本の列車に運休や遅れが発生し、大変多くのお客様にご迷惑をおかけし、また、お客様に歩いていただくことにもなり、大変申し訳ございませんでした。あらためておわび申し上げます。
 運転士のセクション開始地点に対する認識が十分でなかったということが直接の原因とみられますが、他社の事例などでこのようなセクションの問題はわかっており、訓練をしていたにもかかわらず残念ながらこのような事態になってしまい、大変申し訳ないと思っております。背後要因を含めてきちんと分析をしなければならないと思いますし、訓練をしていても咄嗟の場合にこのようなこともあるのだということを含めて、会社全体としてリスクの洗い出しの部分がまだ十分でないと思っておりますので、そういった点を再度しっかりやってまいります。

1 最近の営業・輸送概況
 10月の運輸取扱収入は、対前年105.9%でした。消費増税の影響などを除いた実勢値でも、同じく105.9%という数字になりました。これまで、定期券に消費増税の反動も含めて影響が出ていたわけですが、これが一巡したのかと思っております。
 11月の運輸取扱収入は、16日時点で対前年103.2%となっております。ご利用状況は、山陽新幹線と在来線特急で97%と100%を割っております。一方で、中長距離券の運輸取扱収入は104.2%となっており、この乖離は北陸新幹線の分の収入を含んでいるためであるとみていただければと思います。

 ご利用状況について申し上げますと、前年の10月は台風がありましたので、その反動分が少し増になっているとみております。北陸新幹線は、10月1日より「北陸デスティネーションキャンペーン」を開催しており、そういった効果が出ていると思います。開業から10月末までの平均で、1日あたり約27,000人のお客様にご利用いただいております。昨年の特急「はくたか・北越」との比較では、約3倍という傾向が続いております。

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間 収入計 近距離券 中長距離券 定期券
10月 105.9% 107.2% 108.0% 100.4%
11月
(11月16日まで)
103.2% 100.4% 104.2% 102.4%
27年度累計 109.9% 104.5% 110.7% 112.2%

 ※注釈 実績は直営の速報値です。駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間 山陽新幹線 在来線特急 アーバンネットワーク
10月 105% 108% 108%
11月
(11月16日まで)
97% 97% 101%
 
北陸新幹線 ご利用者数(万人) 前年比
10月 90.0 319%
11月
(11月16日まで)
46.7 318%

 ※注釈 実績は速報値です。
 ※注釈 北陸新幹線は「上越妙高〜糸魚川駅間」のご利用実績です。
 ※注釈 北陸新幹線の前年比は在来線特急「はくたか・北越」(直江津〜糸魚川駅間)のご利用実績との比較です。

2 ホーム安全の取り組み
 当社は、「安全考動計画2017」において「ホームにおける鉄道人身障害事故3割減」を目標としております。
 国土交通省のデータによると、「ホームにおける鉄道人身障害事故」は10年前に150件であったものが、今日では1.5倍の227件と、全国的に増えてきております。当社の場合は、年度によって多少上下はありますが、少しずつ件数を減らすことができております。
 JR東西線の北新地駅などへのホーム柵の設置、お客様にもご協力いただくホーム非常ボタンの設置、ホーム端を赤色で塗色したCPラインの整備、ホーム安全に関する啓発キャンペーンなど、これまでの取り組みの効果が少しずつ出てきていると考えております。昨今では、ホームでのセキュリティカメラや、ホームベンチを線路と直角にする設置方法の工夫といった取り組みも進めてきております。全国的にも飲酒に起因する事故が増加しておりますので、そういった対策をしていかなければならないと考えております。当社では、今年度の上半期、昨年8件あったものが6件となっており、減少はしておりますが、依然として飲酒に起因する事故などもありますので、気が抜けない状況でございます。

 ※注釈 ホームの安全対策についてはこちらをご覧ください。

【山陽新幹線 新神戸駅での新しい可動式ホーム柵の試行】
 当社ではこれまでに、車両の扉枚数が統一されているJR東西線の北新地駅、大阪天満宮駅には、横にスライドする可動式ホーム柵を設置してまいりました。また、異なる扉枚数の列車に対応可能な昇降式ホーム柵を、昨年の12月からJR神戸線の六甲道駅に設置しております。来年春には、京橋駅の学研都市線ホームに可動式ホーム柵を、高槻駅に新設するホームに昇降式ホーム柵を設置する予定でございます。
 新幹線では、北陸新幹線5駅と山陽新幹線の新神戸駅に可動式ホーム柵を設置しております。新神戸駅につきましては、昭和52年の設置から約40年が経過し、老朽取り替えの時期をむかえておりますので、それにあわせて2点変えようと思っております。一つは、設置当時は、通過列車の風圧対策としてホーム端から約2メートル離れた位置に設置しましたが、現在の新神戸駅は全列車停車となっていることや、あまり広いと降車されたお客様が取り残されるということなどもあり、安全上あるいは定刻発車の妨げになることもあることを踏まえ、新しい可動式ホーム柵はホーム端に近接した位置に設置したいと考えております。もう一つは、16両編成と8両編成で異なる車両扉位置に対応する最大約5.5メートルの扉間口が必要であり、当社では平成25年度から新しい可動式ホーム柵の開発を進めてまいりました。このたび、駅での運用に目処が立ったため、試作機を用いた試行運用を行うことといたしました。
 試行箇所は新神戸駅下りホームで、16両編成の6号車と7号車の間、既存ホーム柵の線路側に、試作機を1機設置いたします。試行期間は来年3月下旬から7月末を予定しております。試行期間中は、到着から出発までの連続動作、最適な扉開閉速度の調整、駅係員および乗務員の取り扱いなどを確認したいと考えております。
 試行で良好な結果が確認できれば、新神戸駅の既存ホーム柵の老朽取替えを行い、その後山陽新幹線の主要駅に拡大していきたいと考えております。

 新神戸駅での新しい可動式ホーム柵の試行 


【大和路線・大阪環状線 新今宮駅への遠隔セキュリティカメラ導入】
 今年の8月に京橋駅で運用を開始した遠隔セキュリティカメラについてです。このシステムは、セキュリティカメラでホームのお客様の動向を映し、ソフトで分析するといったことをやっております。列車が発車したにもかかわらず、長時間ホームに残っていらっしゃるお客様やベンチに座っていらっしゃるお客様、人の流れの中で蛇行されているようなお客様などをカメラが画像解析装置で自動検知し、そこから警報を受けた警備員が画像を確認後、危険性があれば駅に連絡してお客様の対応を行います。
 警備員と駅係員がスムーズに連携できるかどうかも含めてみておりましたが、期待した効果が得られていると判断いたしました。そこで、来年5月にこのシステムを大和路線・大阪環状線の新今宮駅へ拡大いたします。新今宮駅は、1日あたり12万人を超えるお客様にご利用いただいておりますが、比較的ホームが狭く、転落も発生しているため、導入を判断いたしました。
 今後は、転落件数などの多い駅を中心に、こういったシステムを拡大していきたいと考えております。

 遠隔セキュリティカメラシステム 


【冬期のホーム転落防止キャンペーン】
 昨年も行いましたソフト対策であるホーム転落防止キャンペーンですが、今年度もパラパラ漫画を鉄拳さんに描いていただきました。テーマは「家族との約束」です。
 パラパラ漫画は、駅や車内のディスプレイ、当社のホームページに加えまして、テレビCMでも展開していく予定でございます。また、12月4日(金曜日)には、鉄拳さんご本人にお越しいただき、大阪駅で啓発キャンペーンを実施いたします。このほか、駅係員などによるお酒を飲み過ぎたお客様への積極的なお声かけやホーム警備員の増配置もあわせて実施し、冬期のホーム転落防止に努めてまいります。
 今後も、このように設備面の充実とお客様への啓発活動を織り交ぜながら、ホームの安全性向上にむけた取り組みを進めてまいります。

 冬期ホーム転落防止キャンペーン

 

3 京都鉄道博物館の開業日など
 「京都鉄道博物館」については、これまで、名称とロゴの発表、SLスチーム号客車の新製や公式キャラクターの決定など、開業に向けた準備を進めてまいりました。このたび、京都鉄道博物館の「開業日」をはじめとする「運営概要」が決定いたしましたので、お知らせいたします。
 まず、京都鉄道博物館のグランドオープンは、平成28年4月29日(金曜日・祝日)です。
 開館時間・休館日につきましては、他の施設も参考にして決定しました。開館時間は、今年8月30日に閉館した「梅小路蒸気機関車館」と同じ10時から17時30分といたします。季節などにより、開館時刻の繰り上げや閉館時刻の繰り下げなどを実施する場合がございます。休館日は原則水曜日ですが、祝日や夏休み・春休み期間の水曜日は開館いたします。

 2016年4月29日グランドオープン 

 料金体系につきましては、「入館料金」と「SLスチーム号乗車料金」を決定しました。これまでに比べ敷地も広く多くの車両を収蔵したこともあり、他の鉄道博物館や類似施設、京都水族館といった近隣施設の料金を参考に、ファミリー層やお子様にご利用していただきやすい料金設定をしました。個人でご利用いただく場合の基本料金は、1,200円です。このほか、梅小路公園内にある京都水族館と同じ「大学・高校生」「中学生・小学生」「3歳以上の幼児」という区分にしております。SLスチーム号の料金につきましては、高校生以上の大人が300円、中学生以下の子どもが100円です。そのほか、障がい者や団体のお客様を対象とした割引料金も設定します。
 入館券の発売につきましては、当日、京都鉄道博物館の館内で発売するだけでなく、JR西日本管内のみどりの窓口で事前発売を実施するよう準備中でございます。詳細が決まり次第、ホームページや駅などでご案内いたします。

 入館料金・SLスチーム号乗車料金 

 本日から、京都鉄道博物館専用の公式ホームページがスタートいたします。今後はホームページやFacebookを活用して情報発信を行ってまいります。

  京都鉄道博物館プロモーション映像
 ※注釈 京都鉄道博物館のプロモーション映像はこちらをご覧ください。

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