安全基本方針
福知山線列車事故後、当社の目指すべき方向性、価値観を示す「企業理念」を制定しました。
「企業理念」の第一項において、「私たちは、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げます。」と定めています。
安全憲章
「安全」は常に最優先すべき価値観と考え、その基本理念のもと、安全に関わる社員の具体的行動指針として安全憲章を定めています。
私たちは、2005年4月25日に発生させた列車事故を決して忘れず、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全の確保こそ最大の使命であるとの決意のもと、安全憲章を定めます。
- 安全の確保は、規程の理解と遵守、執務の厳正および技術・技能の向上にはじまり、不断の努力によって築きあげられる。
- 安全の確保に最も大切な行動は、基本動作の実行、確認の励行および連絡の徹底である。
- 安全の確保のためには、組織や職責をこえて一致協力しなければならない。
- 判断に迷ったときは、最も安全と認められる行動をとらなければならない。
- 事故が発生した場合には、併発事故の阻止とお客様の救護がすべてに優先する。
安全対策の基本的考え方
福知山線列車事故の反省は、このような重大な事故を事前に察知できなかったことです。そこで、安全に関する感度を高め、危険を事前に洗い出し、必要な手立てを講じる「先手の安全対策」に向けた体制を構築します。そのためには効果的な仕組みを構築するとともに、社内に安全意識を浸透させることが必要と考えています。
仕組みの整備
危険を事前に洗い出し、重要なものに対策を講じることについて、会社として統一的に取り組む具体的手法として「リスクアセスメント」を導入しました。
これを円滑かつ的確に行うための環境整備として、当社における事故の概念そのものを抜本的に見直すとともに、技術力の向上、コミュニケーションの改善、現場力の向上、グループ会社との連携強化などに取り組んでいます。
安全意識の浸透
安全意識は、安全の原点であり、仕組みの不完全さを補完するものであることから、安全に関する具体的な行動指針である「安全憲章」を制定し、その具現化に取り組んできました。
また、安全教育の原点である「鉄道安全考動館」における研修や、それぞれの職場において事故を忘れないための取り組みなどを進めています。






