「大阪環状線改造プロジェクト」進行中!
大阪環状線 森ノ宮駅改良 ホーム上の「コミュニケーションスペース」完成・駅舎外観イメージ決定
JR西日本グループでは、平成25年度から「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートし、線区全体のイメージアップと満足度向上を図るため、高架下商業施設「ビエラ玉造」の開業、発車メロディの導入、環状線ラッピング電車「OSAKA POWER LOOP」の運行など、さまざまな施策を展開しています。
本プロジェクトの重点施策のひとつである「安全・快適な駅づくり」の第一弾である、森ノ宮駅改良について、このたびホーム上の「コミュニケーションスペース」が完成し、あわせて来春完成予定の駅舎外観イメージが決定いたしましたのでお知らせします。
1 改良コンセプト
大阪環状線駅改良の共通コンセプトである「明るい、きれい、わかりやすい」をベースに、特に森ノ宮駅改良では、北西に大阪城公園が広がり緑豊かなエリアになっていることや、駅近くの森ノ宮神社が「鵲(かささぎ)森宮」と呼ばれ、かつては鵲の住む森があったと言われていることなどから、「森」をコンセプトに空間構成を行います。
具体的には、「コミュニケーションスペース」をはじめ、駅舎外壁や階段のガラス高欄、ホーム床面などを「森」をイメージしたデザインとするとともに、「森」にちなんだ発車メロディとして「森のくまさん」を採用しております(発車メロディは平成26年3月に導入済み)。
森ノ宮駅改良にあたっては、大阪市と進める産官学連携事業「大阪市専修学校・各種学校連携プロジェクト×大阪環状線コラボレーション事業」の中でOCT大阪工業技術専門学校(大阪市北区)からデザインコンセプトのご提案をいただき、具体化いたしました。
2 改良メニュー
(1)「コミュニケーションスペース」
ホーム上の空きスペースを「コミュニケーションスペース」として活用しました。床や壁面を木目デザインとすることで「森」を演出します。
・使用開始 8月1日予定
・設置場所 内回り、外回りホーム各1箇所
・設備など デジタルサイネージ、LED照明化など
※注釈 OCT大阪工業技術専門学校ご提案を具体化
(2)駅舎外観
駅のメインエントランスであり、大阪城公園に繋がる北西の外壁を緑化することで、「森」へのつながりを演出します。
・完成 平成27年春予定
・設備など 外壁の一部緑化、ホーム外壁の一部ガラス化
※注釈 OCT大阪工業技術専門学校ご提案を具体化
※注釈 駅構内店舗リニューアルもあわせて実施予定
(3)その他の改良メニュー
※注釈 トイレは平成25年3月に先行改良済みです。
※注釈 ホーム隙間転落防止対策、内方線付き点状ブロックの整備、耐震補強などの安全対策や照明のLED化による節電対策もあわせて実施します。
※注釈 全ての工事が完了するのは、平成27年春の予定です。