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ニュースリリース

2013年11月20日経営関連

11月定例社長会見

詳細

1 最近の営業・輸送状況
 (1) 運輸取扱収入の状況
 10月は前年比100.6%でした。台風24号、26号、27号接近の影響や、9月30日が月曜日であったことにより定期券の購入が9月にずれたというマイナス要素がありましたが、体育の日の3連休や11月の前売りきっぷ販売による中長距離券のご利用増、グランフロント大阪など大型商業施設開業による近距離券のご利用増などにより、前年実績を上回りました。
 11月は18日までで、前年比103.1%です。文化の日を含む3連休でご利用増となっていることに加え、引き続き近距離券が好調であることなどにより前年実績を上回っております。

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間 収入計 近距離券 中長距離券 定期券
10月 100.6% 102.3% 101.3% 97.9%
11月
(11月18日まで)
103.1% 108.6% 102.1% 99.9%
25年度累計
(11月18日まで)
102.1% 104.4% 102.0% 100.0%

 ※注釈 駅などでの取扱高を示します。
 ※注釈 直営の速報値です。

 (2) 新幹線・在来線特急・アーバンネットワークのご利用状況
 運輸取扱収入と同様の傾向で、新幹線は前年比103%と前年実績を上回りました。在来線特急およびアーバンネットワークは、ほぼ前年並みの実績でした。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間 新幹線 在来線特急 アーバンネットワーク
10月 103% 100% 100%
11月
(11月18日まで)
107% 107% 105%

 ※注釈 11月の数値は速報値です。

2 携帯電話の不感地対策
 当社では、お客様に山陽新幹線を選択していただけるよう、輸送サービスの品質向上に取り組んでおります。山陽新幹線は半分がトンネル区間であり、携帯電話をご使用いただけない区間がありますが、このたび、NTTドコモ様、KDDI様およびソフトバンクモバイル様の3社と共同で整備を進めておりました「三原〜広島駅間」での通信サービス開始時期の目途がつきましたので、お知らせいたします。
 12月20日(金曜日)からサービスを開始いたします。これにより、新大阪〜広島駅間の約340キロメートル、山陽新幹線全区間の約半分において携帯電話が利用可能となります。
 平成25年度内には、広島〜新岩国駅間でもサービスを開始したいと考えております。さらに、新岩国〜徳山駅間でも、現在工事を実施しております。
 当社といたしましては、残る徳山〜博多駅間についてもできる限り早く整備を完了させたいと考えており、関係機関と協議を進めるなど、今後も努力をしてまいります。
 今回のサービス開始により、「東京〜広島駅間」で携帯電話通信が利用可能になります。東京〜広島駅間は所要時間が4時間を切る区間で、航空機と厳しい競争を繰り広げている環境にありますが、広島まで通信サービスエリアが拡大することで、新幹線の強みをさらに発揮できるのではないかと考えております。年末年始の前売りきっぷも間もなく発売開始となります。できるだけ多くのお客様に快適に新幹線をご利用いただきたいと考えております。

山陽新幹線における通信サービス提供状況

 ※注釈 「山陽新幹線・三原〜広島駅間における携帯電話通信サービス開始について」はこちらをご覧ください。

3 車両の新たな安全対策などについて
 車両の安全につきましては、車両異常挙動検知システムの開発、先頭車両同士を連結した部分にできる隙間をカバーする転落防止ホロの実用化、衝撃対策、車両のドアに挟まれることへの対策、吊手の改善、ワンマン列車での反対ドア開扉対策、さらにはバリアフリー化や室内灯のLED化などを進めてまいりました。本日はこのうち、「車両異常挙動検知システム」「先頭車間転落防止ホロ」「室内灯のLED化」についてご紹介するとともに、以上の機能を搭載した最新型車両の521系3次車を開発しましたのでお知らせします。

 (1)車両異常挙動検知システム
 このシステムは、脱線を検知して列車そのものを止めるとともに、防護無線を発信し、緊急停止信号で周囲の列車も止めるシステムです。
 平成20年の安全推進有識者会議において「脱線を検知して自動的に列車防護を行う装置について、早急に整備すべき」というご提言を受け、早期の実用化を目指してまいりました。
 このシステムは、列車の脱線や衝突といった異常な挙動を、列車の加速度をもとに検知し、緊急列車防護装置(TE装置)を自動的に動作させます。TE装置が動作すると、非常ブレーキが動作するとともに、周囲の列車に対して緊急停止を伝える防護無線が発信されるほか、パンタグラフの降下、汽笛の吹鳴、信号炎管の点火が自動的に行われます。
 脱線・転覆・衝突などを自動的に検知して、当該列車を緊急停止させて被害を低減させるとともに、周囲の列車に防護無線を発信して併発事故を防止するものです。今後導入する在来線電車・気動車に標準装備し、既存の在来線電車・気動車に対しても整備を進めていきたいと考えております。

車両異常挙動検知システム開発の経緯

車両異常挙動検知システムの概要

 (2)先頭車間転落防止ホロ
 従来から、運転台のない中間車両間の連結部については転落防止ホロの整備を進めてまいりましたが、運転台のある先頭車同士の連結部については、技術的に難しい面がありました。しかし、先頭車同士の連結部の方が、幅が広くお客様が転落される可能性が大きいということで、改善を進めてまいりました。
 先頭車に転落防止ホロを設置することについては、運転席からの視野の確保、車体自動洗浄機への対応、走行時の抵抗・騒音の低減、着氷雪の抑制といった課題がありましたが、これらの課題を解決して完成したものです。
 平成22年12月に舞子駅でお客様が連結部に転落される事故が発生したことを踏まえまして、これまでも暫定的な対策として先頭車間連結部での前照灯の点灯や一部の車両では音声警報装置を装備してきましたが、このたび開発した先頭車間転落防止ホロを今後の新製車両に一部を除き標準装備することを検討しております。

先頭車間転落防止ホロの概要

 (3)室内灯のLED化
 室内灯のLED化は、エコの観点からも有効です。従来の蛍光灯に比べ、約30%の省エネ化を図ることができます。

室内灯のLED化の概要

 521系は1次車、2次車と既に70両を投入してまいりましたが、3次車からは以上の機能を装備していきたいと考えております。なお、500番台の車両は交流区間である北陸線に投入していく予定です。

4 海外向けインターネット販売事業への参入
 このたび、海外向けインターネット販売事業に参入することといたしました。
 海外向けインターネット販売の市場は今後拡大が期待できると考えており、海外の個人のお客様に向けてさまざまな商品を取り揃えるインターネットサイト販売事業はJRグループとしては初めてとなります。
 「中期経営計画2017」の中で、「『地域共生企業』となるべく新たな事業創造を促進して地域の活性化に貢献する」と掲げておりますが、西日本地域には、特色のある優れた食品や工芸品などが多くあり、今回の海外通販事業を通じて、それらを紹介・販売することで地域へ貢献したいと考えております。
 ビジネスモデルとしては、海外で人気のある「日本」の商品(食品や工芸品など)を、大量にあるいは一定の量を“B to Bで輸出”するのではなく、海外の個人のお客様に“B to Cで1つずつから販売”するということになります。また、関連情報の発信も考えており、単なる商品の販売だけでなく、背景にある地域の文化、観光、祭りなどの情報についても発信してまいります。これにより、「日本に行ってみたい」という海外のお客様を増やすことができればと期待しております。
 今回の事業展開にあたっては、海外の個人のお客様向けに服飾品や工芸品を販売しており、多くのノウハウとお客様をお持ちの株式会社ナビバード様と業務提携いたします。今回の業務提携においては、ナビバード社の「通信販売のノウハウ」と当社の「地域に根ざしたネットワーク」という双方の特長を融合、最大限活用できると考えております。当社もこれまで以上に地域とのつながりを大事にし、地域に入っていかねばならないと思っております。

海外向けインターネット販売事業の概要

 扱う商品については、そうした当社の強みを活かし、ナショナルブランド商品に加え、例えば「京菓子」「大阪のお好み焼き粉」「兵庫のそうめん」「和歌山の梅干」「福井の漆器」「島根の出雲そば」「広島のもみじまんじゅうや熊野筆」など、これまで旅行業を通じてお付き合いのあるところなども含め、地元の名産品の販売から始めていきたいと思っております。
 サイトの開設、サービスの開始は平成26年1月中旬ごろの予定です。
 最後になりますが、当社エリアの食品や工芸品などを幅広く世界に紹介し販売することで、地域の活性化に貢献していくとともに、海外向け新規事業としてグローバル展開の足がかりとしたいと考えております。さらには、「食べてみたい、体験してみたい、感じてみたい」と思っていただける情報を紹介することで、「日本に行ってみたい」という海外のお客様を増やすことができればと期待しております。

 ※注釈 「海外に向けた日本製品のインターネット販売の開始について」はこちらをご覧ください。

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