SL車両部品の落下について：JR西日本

2019年3月24日

安全

SL車両部品の落下について

　2019年3月24日、山口線鍋倉～地福駅間で、機関車の煙突上部に取り付けられている部品が落下しました。お客様にはご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

詳細

1　受報日時
　2019年3月24日（日曜日）午後4時20分ごろ　

2　発生場所
　山口線　鍋倉～地福駅間（鍋倉駅から約300メートル地福駅寄り）
　　　　　　　　
　＜駅所在地＞
　　鍋倉駅：山口市阿東徳佐下字鍋倉
　　地福駅：山口市阿東地福上字惣原

3　関係列車
　上り快速　SL「やまぐち」号
　津和野駅（午後3時45分）発、新山口駅（午後5時30分）着
　　　　　　
4　概況
　鍋倉～地福駅間を走行中に運転室にいた見習い運転士が「車両から何かが落ちたように感じた」と運転士に伝えました。連絡を受けた運転士は、次の地福駅に臨時停車して確認したところ、機関車の煙突上部に取り付けられている部品（※）が無くなっていることを認めました。運転には支障がないため、この旨を広島総合指令所に報告し、地福駅を約4分遅れて発車しました。
　　　　　　　
　※注釈：これによるお客様のおけがはありませんでした。
　※注釈：当社の敷地内で部品を発見し、回収をしています。
　※注釈：機関車の煙突上部に取り付けられている部品（回転火の粉止め）とは、煙に混じった火の粉の飛散を抑えるための部品のことです。

　＜落下した回転火の粉止め＞
　　直径：約60センチメートル×高さ：約19センチメートル
　　重量：約15キログラム

5　原因
　何らかの原因で部品を止める金具が外れたためと思われますが、詳細は調査中です。

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