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ニュースリリース

2018年11月28日
安全

 2018年度安全セミナー開催のお知らせ

公益財団法人JR西日本あんしん社会財団

 地震や異常気象に対する「防災・減災」をはじめ幅広い観点から、地域社会の安全について考える、安全セミナーを開催しています。
 今回は、今夏以降、繰り返し発生した風水害をテーマに、東日本大震災における「釜石の奇跡」を導き出した片田敏孝氏を講師に迎え、自然との向き合い方を考えます。 

詳細

1 日時
 2019年2月2日(土曜日): 13時30分から15時30分まで
 ※開場13時

2 会場
 毎日新聞オーバルホール(JR大阪駅より徒歩8分)

3 講師
 片田 敏孝 氏
 ・東京大学大学院情報学環特任教授
 ・群馬大学名誉教授

 講師片田氏の画像

<演題>
 「荒ぶる自然災害から犠牲者ゼロを目指す〜危機に主体的に備えるために〜」
 大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、台風24号など、平成最後の夏には多数の自然災害に見舞われた関西地区。阪神・淡路大震災や東日本大震災から地震・津波への警戒を強めていたものの、洪水・土砂災害だけでなく高潮や暴雨も含めた風水害への警戒も高めるべき時にきています。荒ぶる自然災害を前に、我々は自然災害にどう向き合うべきか。風水害をテーマに、個人・地域に求められる防災のあり方についてお話します。

<プロフィール>
 1960年岐阜県生まれ。豊橋技術科学大学大学院工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。岐阜大学、名古屋商科大学を経て、群馬大学工学部教授の後、東京大学大学院情報学環境特任教授、群馬大学名誉教授。専門は災害社会工学。
 災害への危機管理対応、災害情報伝達、防災教育、避難誘導策のあり方などについて研究するとともに、地域での防災活動を全国各地で展開している。特に、釜石市においては、2004年から児童・生徒を中心とした津波防災教育に取り組み、東日本大震災における「釜石の軌跡」を導き出したのをはじめ、地域の災害文化としての災いをやり過ごす知恵や災害に立ち向かう主体的姿勢の定着を図ってきた。2012年には、防災の功労者として2つの内閣総理大臣表彰を受賞。
 また、内閣府中央防災会議や中央教育審議会をはじめ、国・外郭団体・地方自治体の多数の委員会、審議会に携わり、研究成果を紹介しながら防災行政の推進にあたっている。主な学会活動として、日本災害情報学会副会長、日本自然災害学会評議員がある。
 著書に「人が死なない防災」(集英社)、「みんなを守る命の授業/大つなみと釜石の子どもたち」(NHK出版)、「命を守る教育 3.11釜石からの教訓」(PHP研究所)など。

4 定員
 480名(参加無料・要事前申込)

5 主催など
 主催:公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
 協力:西日本旅客鉄道株式会社、関西鉄道協会

6 応募方法
 JR西日本あんしん社会財団ホームページ(http://www.jrw-relief-f.or.jp/ )より2019年1月7日(月曜日)までにお申し込みください。応募者多数の場合は、抽選のうえ結果をメールでお知らせします。参加される方には、1月17日(木曜日)ごろに参加証を郵送いたします。

 パンフレットについては、こちらをご覧ください。(PDF形式:1,913キロバイト)

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