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ニュースリリース

2017年6月20日経営関連

6月定例社長会見
1.最近の営業・輸送概況
2.2016年度安全管理体制に対する第三者評価結果
3.新たな長距離列車の導入

詳細

会見動画

※注釈 6月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。

【就任から1年】
社長の来島です。昨年の6月22日に社長に就任してから1年が経とうとしています。
福知山線列車事故の現場工事は、2018年夏ごろの完成に向け、万全を期して丁寧に進めているところです。今年1月末にはマンション本体の減築工事が完了し、現在は屋根の設置工事、管理棟の工事を行っています。
最重要戦略である「安全」については、これまでの各部門・箇所の一人ひとりの地道な努力の積み重ね、リスクアセスメントを通じたハード・ソフト両面からの対策などにより、安全考動計画に掲げた取り組みはおおむね順調に推移しています。安全関連投資も、大阪環状線新型車両「323系」の投入、山陽新幹線への新ATC導入、ホーム柵の整備など、計画どおり着実に進めることができています。
しかしながら本年2月、山陽線糸崎駅構内において、当社の協力会社の方が、線路内での夜間作業に従事する中で、貨物列車に接触してお亡くなりになるという大変痛ましい事故を発生させてしまいました。このことは痛恨の極みであり、あらためてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、そのご家族に対し、心からお悔やみ申し上げます。引き続き、安全考動計画を着実に推進し、事故の防止に努めてまいります。
最近の動きとしては、5月23日、大阪府・大阪市・南海電鉄・阪急電鉄と当社の5者で、「なにわ筋線」の早期事業化をめざして協力して取り組むことで一致しました。今後、国交省をはじめとする関係機関にご相談のうえ、必要な手続きを進めていきたいと考えています。
また、6月17日より「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行が開始しました。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、沿線にお住まいの皆様をはじめ、多くの方々のご協力を得て運行しています。報道関係の皆様にも、これまで数多くの報道をしていただき、多くの方に注目していただけました。厚く御礼を申し上げます。今後も地域の皆様とともに沿線の魅力を発信し、西日本エリアの活性化につなげていきます。
今年度は「中期経営計画2017」、「安全考動計画2017」の最終年度であり、この4月には会社発足から30年が経過しました。30年先の当社グループの礎を強固、強靭なものにしていくために、これまで鉄道の再生に向けて築き上げてきた経営基盤をしっかりと「継続」しつつ、厳しい環境変化を見据えて取り組みを「進化」させながら、次期中期経営計画、そして次期安全計画の具体化に取り組んでいきます。

1 最近の営業・輸送概況

【取扱収入】
5月の直営の取扱収入は、ゴールデンウィーク期間(5月1日から5月7日まで)が好調に推移したほか、その後も近距離・中長距離ともに堅調に推移し、103.5%と前年を上回りました。6月に入っても堅調なご利用が続いており、6月14日時点実績で前年を上回って推移しています。

取り扱い収入の状況
※注釈:駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。
※注釈:直営の速報値です。(旅行会社発売分などを除く)

【ご利用状況】
5月のご利用は、山陽新幹線対前年108%、北陸新幹線同97%、在来線特急同106%、アーバンネットワーク同103%で推移しました。とりわけ山陽新幹線は、昨年の岡山デスティネーションキャンペーンによる反動減があるものの、熊本地震の反動増、ゴールデンウィーク期間後半の5連休を中心に堅調に推移したことにより、前年を上回りました。6月のご利用もゴールデンウィーク以降の堅調な傾向が続いています。

ご利用状況
※注釈:実績は速報値です。

2 2016年度安全管理体制に対する第三者評価結果
【第三者評価の概要】
これまで当社は、安全最優先の方針のもと、安全基本計画、安全考動計画2017に基づき、リスクアセスメントなどに取り組み、安全管理体制の構築に取り組んできました。
当社では、安全管理体制の有効性の確認として、「安全管理体制監査」を内部的に実施していましたが、一般的に内部であるがゆえの課題がありました。その課題への対処として、「安全フォローアップ会議報告書」の提言をうけ、2015年度より第三者評価を導入しました。第三者の客観的で専門的な目線による評価を通じて、改善に向けた気付きを得ることにより、より有効な安全管理体制に向けた仕組みの構築と運用について、さらにレベルアップを図ることを目的としています。

【前回(2015年度)の課題】
前回第1回の評価では、安全最優先という方針のもとに取り組んできた方向性や努力は評価していただいた一方、より有効な安全管理体制に向けた仕組みの構築と運用に向け、主として4つの領域について助言をいただきました。

【改善に向けた取り組み】
今回の評価については、前回の助言に関する改善状況のフォローアップ評価と新規の所見があります。
まずは、前回の助言に関する改善状況から説明をします。前回の助言については、他業界の知見を収集しながら、すべての助言に対して、当社に適した形でどのように改善が可能か、検討を進めています。改善の基盤となる重要な取り組みから改善を進めており、「安全マネジメントレビュー会議」の新設など、改善が完了した取り組みもあります。一方、「リスクアセスメント標準」の制定など、改善に複数年かかる大掛かりな項目は実行中もしくは計画中の段階です。また、安全を確保した上で現実的なルールを策定・維持するための仕組みの構築など、事業所が広範に点在し、多様な業種が存在するなどの理由により、計画の策定まで至っていないものもあります。評価結果については、改善の進捗に応じた客観的な評価を受けており、今後も着実に改善を進めていきます。

【今回(2016年度)の課題】
新規の所見については、引き続き4つの領域について、「事故防止のための過去対策の見直し」や「安全ミーティングの有効性向上」など、より踏み込んだ具体的な助言をいただきました。一方で、支社や現場の独自の取り組みについては、引き続き高く評価をしていただいています。

【第三者評価を受けて】
前回評価を受けたことがさらなる安全性向上に向けた推進力となったこと、また、新たな助言によって具体的な気付きを得たことは、より有効な安全管理体制に向けた仕組みの構築と運用について、さらにレベルアップを図るきっかけとなり、第三者評価の有効性をあらためて認識しました。新規の助言も含めて改善の完了に向け、当社に適する形で改善を検討し、着実に実行していきます。

※注釈:詳細につきましては、こちらをご覧ください。

3 新たな長距離列車の導入
昨年11月末にお知らせした「新たな長距離列車」の導入に向けた検討状況について、説明します。

【列車のコンセプト】
鉄道の強みを活かした、地域と一体となった観光振興推進策の一環として、「気軽に」、「自由に」ご利用いただける「新たな長距離列車」の導入を検討しています。シニア世代をはじめとする幅広い世代や訪日観光の方々にも、西日本各地の魅力に触れていただきたいと考えています。
コンセプトのキーワードとしては、「多様性」、「カジュアル」、「くつろぎ」を考えています。まず「多様性」については、さまざまな旅のスタイルに対応できる複数の種類の座席を設置するとともに、時季によって複数の区間を運行する予定です。次に「カジュアル」ですが、リーズナブルな価格設定にして気軽に鉄道の旅を楽しんでいただけるようにします。さらに「くつろぎ」ですが、車内でゆったりと過ごしていただけるように、快適性の高い設備と、お客様が歓談や食事で自由に使っていただけるフリースペースを用意する予定です。リーズナブルな価格設定としながらも高い快適性を提供して、「カジュアル」と「くつろぎ」の両立をめざします。

【列車の概要】
訪日観光の方々のご利用も意識して、2020年の東京オリンピック前までには運行を開始できるように準備を進めていきます。運行区間については、京阪神と西日本エリアの複数の観光地を結ぶことを考えています。また、沿線各地の魅力を堪能していただけるように、始発駅や途中駅において、その土地ならではの食べ物やお酒などをお買い求めいただけることも検討していきます。
列車の概要

【列車のイメージ】
シンプルでありながら快適で落ち着いた空間を提供したいと考えていますが、具体的なデザインなどはこれから検討していきます。

列車イメージ

【デザイナー】
この長距離列車を手がけるデザイナーを紹介します。今回の列車のデザインは「株式会社イチバンセン」代表取締役の川西康之(かわにしやすゆき)氏に依頼しました。2014年に「株式会社イチバンセン」を設立され、これまでに、「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車「雪月花(せつげっか)」の設計デザインや「土佐くろしお鉄道中村駅」のリノベーションなどを手がけられ、鉄道事業におけるデザイン経験が豊富なデザイナーです。


車内外のデザインなどの詳細が決まりましたら、あらためてお知らせします。

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