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ニュースリリース

2016年7月20日
駅情報

せとうちエリア周遊の「新」拠点へ。
尾道駅が生まれ変わります!

 穏やかな海と暖かな気候に育まれ、さまざまな素材に恵まれたせとうちエリアでは、「クルーズ」「宿」「サイクリング」「アート」「食」といったテーマを中心に、さまざまな取り組みが進められています。
 JR西日本では、このせとうちエリアを「地域の皆様と連携し、地域の魅力向上・活性化に取り組みたいエリア」と位置づけ、岡山・尾道・広島を核とした「広域周遊ルート」の創出を進めているところです。
 本州・四国を結ぶ「せとうちの十字路」に位置する尾道は、日本遺産にも認定された古くからの観光名所のひとつであるとともに、近年では「サイクリストの聖地」とも称される「世界有数のサイクリングコース:しまなみ海道」の本州側の出発地として、新しいまちづくりが進んでいます。
 そこで、せとうちエリアを周遊されるお客様の「新」拠点として、また地域の魅力発信の場、地域の皆様の交流・にぎわいの場としてご利用いただけるよう、初代尾道駅舎(明治24年当時)の「おもむき」や「まちの風情」を取り入れながら、「尾道のまち」とともに成長していける新しい駅を目指し、尾道駅を建て替えることにしましたので、お知らせいたします。

詳細

1 デザインのコンセプト
 国内外からせとうちエリアを周遊に訪れるお客様には「旅情」を、地域の皆様には「尾道らしさ」を感じていただけるよう、「尾道のまちへの玄関口」「せとうちエリアへの玄関口」にふさわしい駅空間とします。
(1)尾道のまちなみに溶け込む外観
 歴史ある駅として、初代尾道駅舎の「瓦屋根」や「深い軒」といった「おもむき」を踏襲します。
 尾道水道が紡いだ中世からの箱庭都市に即した建物形状により、「まちなみ」と融和します。

(2)尾道の風土を活かした空間づくり
 1階コンコースでは、吹き抜けを介して自然光を導入し、海から山へ抜ける開放的な空間にします。
 2階眺望デッキでは、屋根を一部くり抜くように外部に開放し、尾道水道を楽しめる空間にします。

(3)多様な人々が集うコミュニティの場の創出
 待合を1階改札横に、眺望デッキを2階南側に配置するなど、充実した憩いの場を生み出します。
 駅舎内のさまざまな施設を、渡り廊下・階段・エレベーターでつなぎ、多様な楽しみ方ができる空間にします。

 ※注釈 デザインのコンセプト(詳細)はこちらをご覧ください。(PDF形式 75キロバイト)
完成イメージ(外観)
完成イメージ(内観)


2 新築駅舎の概要
新築駅舎の概要


3 駅施設リニューアルの概要
 尾道水道や駅前広場に面している現行の南口駅舎を、吹き抜け空間を活用した開放的な駅舎に建て替えます。国内外からせとうちエリアを周遊に訪れるお客様や日々ご利用のお客様にもご利用いただきやすいよう、お手洗いやコンコースを広くゆとりのあるスペースにするとともに、改札内地下通路もリニューアルし、より快適できれいな駅空間を実現します。
 また、改札口付近には「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」のお客様にご利用いただく専用出入口を設置します。
(1)安全・安心
 駅舎建て替えによる耐震性能の向上で、より安全・安心な駅に。

(2)心地よさ
 お手洗いや待ち合いスペースのリニューアルで、広くゆとりのある、より快適な駅に。

(3)より嬉しい
 吹き抜けとガラス屋根のコンコース、地下通路リニューアルで、明るくきれいな駅に。

(4)驚き・感動
 「海・空・風」を感じることができる2階の眺望デッキで、旅の思い出に残る駅に。


4 商業施設の概要
(1)せとうちエリアを周遊に訪れるお客様に
 本州・四国を結ぶ「せとうちの十字路」であるとともに「世界有数のサイクリングコース:しまなみ海道」の本州側の出発地でもある「尾道」に訪れるお客様がその魅力を体感できるよう、駅直結の宿泊施設やサイクリスト向け店舗などを配置します。

(2)地域の皆様に
 地域の皆様の日々の暮らしをより便利にする店舗、そして日々の交流・にぎわいの場としてご利用いただける店舗などを配置します。

レイアウトイメージ(1階)
レイアウトイメージ(2階)

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