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ニュースリリース

2016年2月17日経営関連

2月定例社長会見

詳細

平成28年2月定例社長会見

※注釈 2月定例社長会見は映像でもご覧いただけます。

【和歌山エリアにおける地域活性化の取り組み】
 和歌山駅ではこれまで、「ミオ」「JOWA専門店」「近鉄和歌山店」の3館の商業施設が運営されてきました。本年1月31日に「JOWA専門店」の営業が終了し、3月18日より「ミオ北館」として装い新たにオープンすることとなりました。また、既存の「ミオ」についても、1階ゾーンを改装し、同日3月18日にリニューアルオープンいたします。
 和歌山の「地元」にこだわった土産店など、和歌山を訪れる方にも楽しんでいただける内容となっております。

1 最近の営業・輸送概況
 1月の運輸取扱収入は、対前年103.9%と前年を上回りました。これは、北陸新幹線の開業効果などによるものと考えております。年末年始は少し曜日の並びが悪かったということもありまして、1月は少しその影響が出ておりますが、2月は15日時点で、対前年104.2%と前年を上回って推移しております。

【北陸新幹線のご利用状況】(平成27年3月14日から平成28年1月31日)
 開業から1月末までの平均で、1日あたり約26,000人のお客様にご利用いただきました。昨年の特急「はくたか・北越」との比較では約3倍と、多くのご利用をいただき続けているところです。同期間における平日のご利用は1日あたり23,000人、土曜日・休日のご利用は1日あたり31,000人と、特に土曜日・休日に多くご利用をいただいております。
 また、同期間における特急「サンダーバード」のご利用は前年比105%であり、北陸新幹線開業後にご利用低下が懸念された関西・北陸間につきましても、引き続き前年を上回るご利用をいただいております。

 1月のご利用状況は、前年比で山陽新幹線103%、北陸新幹線241%、在来線特急100%、アーバンネットワーク104%でした。山陽新幹線は、年始期間のご利用が前年並であったものの、その他の期間のご利用が好調に推移し、前年を上回りました。在来線特急は、天候不良の影響もあり、ほぼ前年並で推移しました。北陸新幹線は、前年の241%と想定を上回る実績で推移しました。2月につきましても、運輸取扱収入と同じ傾向でございます。

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間 収入計 近距離券 中長距離券 定期券
1月 103.9% 102.5% 105.4% 100.8%
2月
(2月15日まで)
104.2% 99.9% 106.2% 101.2%
27年度累計 108.4% 103.6% 109.6% 109.1%

 ※注釈 実績は直営の速報値です。駅などでの取扱高(消費税を含む)を示します。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間 山陽新幹線 在来線特急 アーバンネットワーク
1月 103% 100% 104%
2月
(2月15日まで)
103% 102% 101%
 
北陸新幹線 ご利用者数(万人) 前年比
1月 61.2 241%
2月
(2月15日まで)
30.2 262%

 ※注釈 実績は速報値です。
 ※注釈 北陸新幹線は「上越妙高〜糸魚川駅間」のご利用実績です。
 ※注釈 北陸新幹線の前年比は在来線特急「はくたか・北越」(直江津〜糸魚川駅間)のご利用実績との比較です。


2 地震・津波対策の取り組み
 来月で東日本大震災から5年をむかえます。地震・津波対策の取り組みとして、山陽新幹線における逸脱防止ガードの追加整備と、紀勢線の特急くろしお号への津波避難リーフレット搭載の2点を紹介いたします。

(1)山陽新幹線における逸脱防止ガードの追加整備
 私どもは平成7年1月に発生した「阪神・淡路大震災」以降、新幹線・在来線ともに構造物の耐震補強対策を継続して実施してまいりました。平成16年10月には「新潟県中越地震」が発生し、鉄道施設が被害を受けただけでなく、新幹線で営業運転中に初めて脱線事故が発生し、国土交通省に「新幹線脱線対策協議会」が設置され、私どもを含むJR各社が鉄道・運輸機構、鉄道総合技術研究所とともに大きく3つのテーマ:「被災箇所への進入防止」「構造物対策」「脱線後の減災対策」について検討、開発を進めてまいりました。
 本日は、「脱線後の減災対策」として私どもが山陽新幹線で進めております「逸脱防止ガードの整備」について紹介いたします。

 新幹線地震対策の三本柱、逸脱防止ガードのしくみ

 逸脱防止ガードとは、線路の内側にはしご状になった構造物を設置していくことにより、車輪がガードにあたることで、レールの外へ逸脱して大きく被害が拡大することを防止する設備です。
 平成23年10月から、新大阪〜姫路駅間の上下線約170キロメートルのうち、地震動による影響を受けにくいトンネル内と低速で走行する区間などを除く約110キロメートルにおいて整備を進めてまいりました。昨年の12月をもって、この区間での整備が完了し、今後も引き続き、姫路〜博多駅間の上下線のうち優先順位の高い一部の区間約110キロメートルにつきまして、平成28年度から34年度までの予定で整備を次の段階として進めてまいります。平成34年度以降も引き続き整備を行う方針で検討を進めております。
 なお、北陸新幹線につきましては、JR東日本と同様に「L型車両ガイド」という台車に付けるタイプのものを全車両に設置済みでございます。

 今後の逸脱防止ガードの整備予定

(2)特急くろしお号への津波避難リーフレット搭載
 これまで津波対策としましては、各府県の津波浸水想定に基づき、線区のハザードマップを作成してまいりました。特に南海トラフ地震による津波被害が想定されている紀勢線につきましては、乗務員とお客様が速やかに車内から高台へ避難することが最優先課題であり、それに向けた仕組みづくりを進めてまいりました。
 これまでに、避難誘導のため案内看板の整備を行ってまいりました。例えば、浸水エリアとなる箇所を示す「浸水区間起点・終点標」、市町村の指定避難場所などに誘導するための「線路外出口標」、避難方向を示す「避難方向矢印標」を設置してまいりました。また、紀勢線の全駅には避難ルートマップを掲示しているほか、電車から直接降りていただくための降車台、ホームから直接高台に避難していただくための通路などを整備してまいりました。このような設備を使用した津波対処訓練を、和歌山支社が中心となり、地元の皆様にもご参加いただきながら積み重ねてきております。

 これまでの紀勢線での津波避難対策(主なもの)

 一方で、当社の列車をご利用されるお客様に対しまして、訓練以外で津波避難に対する感度を高める方法がないか模索してまいりました。このたび、紀勢線の白浜以南で運行する特急くろしお号の各座席に津波避難リーフレットを搭載することといたしました。「まずは落ち着いて乗務員の指示に従っていただくこと」「電車の外に脱出する方法」「沿線に設置してある案内看板に従って避難すること」の3点を記載しております。平成28年3月11日に合わせて搭載したいと考えております。リーフレットは4カ国語表記としており、日本語のほか、英語、中国語、韓国語となっております。
 また、普通列車のドアにもリーフレットと同等のシールを貼り付け、普通列車をご利用されるお客様への訴求も行ってまいりたいと思っております。

 特急くろしお号への津波避難リーフレット搭載

 なお、平成20年度以降、津波対処訓練を計11回にわたり実施してまいりましたが、今年度は3月末に2日間、串本町と那智勝浦町において実施いたします。

 津波対処訓練の実施

 地震・津波対策につきましては、引き続きハード・ソフト面の取り組みを進めてまいります。


3 インバウンドの取り組み
 日本政府観光局からすでに発表されておりますが、昨年は1,974万人と、大変多くのお客様に日本に来ていただいております。
 私どもも「中期経営計画2017」のアップデートの中で「訪日旅行商品のご利用者数5倍増」の100万人を目標に掲げております。当社の訪日旅行商品につきましても、昨年春に商品ラインナップの充実を図ったこともあり、今年度の実績は1月末現在で約81万人と、目標の100万人に対して大変早いペースで迫ってきております。対前年では約170%ということで、引き続き高い伸び率で推移しております。
 本日は、地域の皆様やグループ会社とともに進めておりますさまざまな取り組みについて紹介いたします。

(1)西日本の魅力ある観光地の訴求、広域周遊観光ルートの整備
 主な取り組みとして、1点目は、訪日外国人旅行者向けに展開している「名探偵コナンミステリーツアー」についてでございます。5周年にあたる今回は、アニメ「名探偵コナン」の原作者「青山 剛昌(ごうしょう)氏」の出身地である鳥取県で開催いたします。
 2点目は、関西から北陸エリアを経由して東京までの周遊観光、また逆に東京から関西へといった周遊観光をお楽しみいただける「大阪・東京『北陸アーチパス』」を設定しておりますが、4月からの発売開始に合わせて、新たな広域周遊ルートとして、北陸エリアの人気観光地「立山黒部アルペンルート」へのお出かけに便利なオプション券を発売いたします。関係機関や施設などと連携してさまざまな特典もご用意しておりまして、沿線の皆様とともにプロモーションを強化してまいりたいと思っております。
 これらに加えまして、瀬戸内エリアを中心に広域周遊していただくプロジェクトとして昨年2月から展開している「西遊紀行(さいゆうきこう)」につきましても、本年4月に「瀬戸内ブランド推進連合」から改組される「せとうち観光推進機構」と連携のうえ、広域観光ルートの整備やプロモーション展開などに取り組んでまいります。本年4月から6月に開催される「岡山デスティネーションキャンペーン」に向けましても、訪日外国人旅行者を対象にしたスタンプラリーの実施や観光素材の情報発信といったことを計画しております。

(2)受入体制の強化 〜訪日外国人ニーズにお応えする取り組み〜
 訪日のお客様にとっての利便性を高めるために、これまでもさまざまな取り組みを進めてまいりました。
 最近では、平成25年9月に関西空港駅に外国語案内スタッフを配置して以降、これまでに計13駅に外国語案内スタッフを配置しております。平成26年6月からは、ホームページでの「列車運行情報」を英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語に対応させ、情報発信を行ってまいりました。また、グループ会社でも、大阪ステーションシティにおきまして、平成26年10月には祈祷室を、平成27年10月には荷物宅配サービスや訪日外国人対応のATMを備えた「訪日外国人向けサービスセンター」を設置し、より便利に鉄道をご利用いただけるよう取り組んでおります。

 今後の受入体制の強化、訪日外国人旅行者のニーズにお応えする取り組みとして7点紹介いたします。
 まず、1点目として、関西空港駅からの輸送力の強化を図ります。今春のダイヤ改正で関空特急「はるか」を昼時間帯に6往復増発するとともに、深夜時間帯の関西空港発天王寺行きの関空快速を2本、大阪方面へ延長いたします。
 2点目は、特急「はるか」と「ICOCA」をセットにした「ICOCA&はるか」につきまして、内容の見直しを行います。すでに「ICOCA」をお買い求めいただいている皆様には、「はるか割引券」を単独で発売できるようにいたします。ご利用区間も、京都、大阪、神戸、奈良と、方面別に商品を設定するとともに、お帰りの際もご利用いただけるよう工夫していきたいと思っております。
 3点目として、当社版のレールパスである「関西エリアパス」と「関西ワイドエリアパス」につきまして、これまでは有人改札を通っていただいておりましたが、4月から自動改札を通っていただけるようにいたします。
 4点目として、JR東海と共同で、東海道・山陽新幹線におきまして、訪日外国人旅行者もご利用可能なチケットレスサービスを、平成29年夏の導入に向けて進めてまいります。
 5点目として、当社エリア内の24駅および特急「はるか」車内などで提供している無料公衆LANサービスにつきまして、3月から、外国人旅行者が多くなっている稲荷駅や宮島口駅など、新たに9駅でもご利用いただけるようにいたします。さらに、日本国内を移動中でも外国の方がお持ちのスマホなどでデータ通信をご利用いただくべく、「セブン-イレブン ハートイン」におきまして、訪日外国人旅行者向けプリペイド型SIMカードの販売を開始いたします。こちらは、当社主要駅の計13店舗で順次サービスを開始してまいります。
 6点目として、新大阪駅、二条駅の駅ナカコンビニ「セブン-イレブン ハートイン」におきまして、訪日外国人旅行者向けサービスとして、免税サービスを導入いたします。先ほどご紹介したプリペイド型SIMカードの販売と合わせまして、これらのサービスは来年度以降も順次拡大していきたいと思っております。
 7点目として、昨年10月に新たに設立した西日本ジェイアールバスサービス株式会社がインバウンド対応の貸切バス事業を立ち上げておりますが、こちらは2月1日から事業を開始しております。

 最後に、今後のインバウンドの展開についてでございます。
 1つは、訪日外国人旅行者の急増および2016年度に予定されている第3ターミナルの運用開始でさらにご利用の増加が予想される関西空港駅の販売体制を強化すべく、窓口拡大などにつきまして、新関西国際空港会社とも協議させていただきながら、可能な限り早期に実施できるよう進めていきたいと思っております。また、大阪、京都などの主要拠点駅におきましては、宿泊や配送手配など多様化するニーズをワンストップ化する総合案内所の設置に向けて、検討を開始いたしております。
 もう1つは、先ほどご紹介したJR東海と共同で山陽・東海道新幹線で提供する予定のチケットレスサービスに加えまして、今後、海外から当社エリア内の全ての列車の指定席が予約できるよう、当社ネット予約システム「e5489」の多言語対応を東京オリンピックまでのサービス開始に向けて準備を進めてまいります。

 今後もインバウンドにつきましては、さまざまな工夫をしながらサービス、利便性の向上にグループ全体で取り組んでまいりたいと思っております。

 JR西日本グループのインバウンドの取り組み

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