山陽新幹線 新神戸駅で新しい可動式ホーム柵を試行します
JR西日本では、山陽新幹線におけるホーム安全の取り組みとして、異なる車両扉位置に対応した大開口タイプの可動式ホーム柵の開発を進めてまいりました。
このたび、駅での運用に目処が立ったため、新神戸駅で試作機を用いた試行運用を行うこととしましたので、お知らせします。
1 試行目的
大開口タイプの可動式ホーム柵の機能確認および運用方法の決定
2 試行箇所
山陽新幹線 新神戸駅 下りホーム
(16両編成の6号車と7号車の間、既存ホーム柵の線路側)
3 試行期間
平成28年3月下旬から平成28年7月末(予定)
4 試作機概要
(1)寸法
柵延長:約14メートル(扉間口:5.5メートル)、筐体部高さ:1.35メートル、筐体部厚み:0.33メートル
(2)扉構造
アルミフレーム構造、扉部はポリカーボネートプレート採用
(3)安全装置
取残し検知センサ(線路側)、近接検知センサ(ホーム内側)など
5 主な検証内容
・到着から発車までの連続動作の確認
・最適な扉開閉速度やセンサ機能の確認
・駅係員や乗務員の取り扱いの確認
<設置イメージ(扉開閉時)>