せとうちを中心とした広域的な観光の推進に向けた観光列車の導入について
岡山支社では、平成28年春の「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」を契機に、せとうちを中心とした広域的な観光を推進していくために観光列車を導入します。
なお、当面は瀬戸内国際芸術祭2016や岡山国際現代芸術祭(仮称)を念頭に、宇野みなと線(岡山〜宇野駅間)を中心に運行します。
1 車両名称 「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」
(1)コンセプト
旅。
まだ見ぬ土地に思いを馳せ
あんなこと、こんなことに備えて、様々なモノやコトを準備する。
旅へと向かう楽しさは、期待を膨らませて計画し、旅支度をする時間。
列車の中は、旅の計画を巡らす特別な時間。
観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は
旅に必要なモノとコトが揃った特別な列車。旅の道具箱(トランク)。
(2)名称について
「期待を膨らませて計画し、旅支度をする特別な時間を楽しむ列車」として、車体デザインなどのモチーフとした「旅行鞄(トランク)」をフランス語で表現しました。
国内のみならず、海外のお客様にも認知いただける名称と考えております。
(3)運行について
観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は、旅行鞄の名のとおり、列車の行先に応じて、道具の中身を積み替えて走る予定です。
列車名も目的地(運行路線)に合わせて変わります。
<例>平成28年春宇野みなと線運行時は「La Malle せとうち(ラ・マル せとうち)」の列車名で運行します。
2 車両デザイン
<車体イメージ>
3 車両・定員
電車213系を改造(2両編成、定員52名)
4 運行開始時期
平成28年春
5 車内設備・関連サービスなど
・サイクリング自転車などを組み立てた状態で搭載することが可能なサイクルスペースを車内に設置します。
・車内にサービスカウンターを設け、地域の特産品とコラボしたグッズや飲料などの販売を行う予定です。
<車内イメージ>
6 その他
列車ダイヤや車内サービスなどの詳細につきましては、決まり次第お知らせいたします。