山陽線 上郡駅 列車のドアを開かずお客様が降車できなかった事象について
平成27年8月1日、山陽線 上郡(かみごおり)駅で列車のドアを開かず、お客様に降車いただけなかった事象が発生しました。ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
平成27年8月1日(土曜日) 午後0時2分ごろ
2 場所
山陽線 上郡駅
3 列車名
上り特急列車「スーパーはくと6号」 倉吉駅(10時14分)発 京都駅(13時48分)着 6両編成
乗客数:約180名
4 概況
8月1日午後0時2分ごろ、当該列車の到着車掌(智頭急行の車掌)は、上郡駅に到着後、ドアを「開」とせずに上郡駅から担当の車掌(JR西日本)に引き継ぎました。上郡駅から担当の車掌は、そのままドアが開いていないことに気がつかず、ドア「閉」を確認し、列車を発車させました。
※注釈 上郡駅で降車できなかった2名のお客様には、次の停車駅である姫路駅で降車いただき、岡山駅まで新幹線で引き返していただきました。上郡駅から乗車予定のお客様はいらっしゃいませんでした。
※注釈 特急「スーパーはくと号」は、上郡駅で智頭急行とJR西日本の乗務員が交代します。
5 原因
到着車掌がドア扱いを失念し、上郡駅からの担当車掌がドアが開いていないことに気がつかなかったためです。また、到着運転士(智頭急行)が運転台にあるドアの開閉を示す表示灯の消灯(ドアが開いている状態)を確認していなかったためです。