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ニュースリリース

2015年2月19日
列車の運行

新たな寝台列車の列車名と食を監修する料理人について
・列車名決定!トワイライトエクスプレスの伝統が新たなステージに。
・「菊乃井」村田吉弘氏、「HAJIME」米田肇氏の食をお楽しみください!

 JR西日本では、2017年春の運行開始に向け、新たな寝台列車の準備を進めています。
 この列車の列車名と食を監修する料理人が決定しましたのでお知らせします。

詳細

1 列車名
 運行開始より25年間で約110万人のお客様にご乗車いただいたトワイライトエクスプレスの伝統を受け継ぐとともに、美しい日本の素晴らしさを感じていただける列車として命名しました。

ネーミングとロゴマーク

【列車名「瑞風」の由来】
 美しい瑞穂の国を風のように駆け抜ける列車

 瑞風とは、みずみずしい風のことであり、また、吉兆をあらわすめでたい風という意味をあわせ持ちます。
 かつて日本は、稲穂が豊かに実る国ということから瑞穂の国と呼ばれていました。
 その美しい瑞穂の国に、新しいトワイライトエクスプレスという風が幸せを運んでくる、そのような情景をイメージしました。
 ※注釈 TWILIGHT EXPRESSはサブタイトルとなります。

【ロゴデザインについて】
 瑞風のMを沿線の山並みに見立て、吹き抜ける風をトワイライトエクスプレスの象徴である天使で表現しました。


2 食を監修する料理人
 トワイライトエクスプレスでは、車内で調理したフレンチのディナーが多くのお客様にご好評いただいてまいりました。
 新たな寝台列車「瑞風」では、門上武司氏のプロデュースのもと、トワイライトエクスプレスの車内調理の伝統を引き継ぎつつ、朝昼夜の食事ごとに食の匠にメニューを監修していただきます。
 そこで、このたびユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の普及に国内外で尽力されている「菊乃井」の村田吉弘氏と、妥協のない姿勢で料理を通して壮大な世界観を表現される「HAJIME」の米田肇氏に一部の食事を担当していただくこととしました。西日本を拠点に、文化や伝統、独自の哲学を世界に向けて発信し続けている二人の料理人。その経験と智恵と技により、恵み豊かな西日本の食の素晴らしさをお届けします。
 この他にも、山陰・山陽エリアでご活躍されている食の匠にもご協力いただき、美しい日本の素晴らしさを感じていただく予定です。「瑞風」ならではの食に、どうぞご期待ください。

【村田 吉弘 (むらた よしひろ)氏】
・料亭「菊乃井」3代目主人。
・1976年「菊乃井木屋町店」を開店、2004年には東京赤坂へも出店。
・伝統的な京料理に独創的な料理法や食材を組み合わせるなど新しい料理スタイルにも挑戦する料理人。和食のユネスコ無形文化遺産の登録にも尽力。
・厚生労働省「現代の名工」、文化庁「地域文化功労者」、京都府「京都府産業功労者」・「京都府文化功労賞」を受賞。
・主な著書として、『割合で覚える和の基本』日本放送出版協会、『Kaiseki: The Exquisite Cuisine of Kyoto’s Kikunoi Restaurant』講談社インターナショナル、『SALAD 新発想、新テイストの和食サラダ120』柴田書店など多数。

村田 吉弘氏
村田 吉弘氏


【米田 肇 (よねだ はじめ)氏】
・レストラン「HAJIME」オーナーシェフ。
・大学卒業後、コンピュータ関連のエンジニアを経て料理の世界へ。
・緻密に計算された高い技術、革新性、妥協なき完成度と料理を通して表現される壮大な世界観は料理業界でも高く評価され、世界ランキングの「Foodie Top 100 Restaurants」、「Asia’s 50 Best Restaurants」にランクインするとともに、世界を代表する100人のシェフ「100 chefs au monde」にも選ばれる、国際的に注目されている料理人。

米田 肇氏
米田 肇氏

 


3 その他
 2月19日より「瑞風」のスペシャルサイト(http://twilightexpress-mizukaze.jp/)を開設します。
 今後、「瑞風」についての情報を続々掲載していく予定です。どうぞご覧ください。

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