山陰本線 江津〜都野津駅間 車両部品の一部が脱落した事象について
平成27年1月29日、山陰本線 江津〜都野津駅間を走行中の列車から車両部品の一部が脱落し、列車の運休や遅れが発生しました。お客様にはご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1 発生日時
平成27年1月29日(木曜日) 午後4時24分ごろ
2 発生場所
山陰本線 江津(ごうつ)〜都野津(つのづ)駅間
3 当該列車
特急スーパーおき5号 鳥取駅(13時42分)発 新山口駅(18時51分)行 2両編成
乗客数:65名、乗務員:2名
4 概況
1月29日午後4時24分ごろ、当該列車の運転士は、山陰本線 江津〜都野津駅間を走行中に通常とは異なる音を認めたため、非常ブレーキをかけました。同時に、自動的に車両の非常ブレーキが作動し、列車は停車しました。運転士が車両の点検を行ったところ、先頭車両に取り付けてある自動列車停止装置(ATS)用の部品の一部が脱落しているのを発見しました。当該列車はATSが使用できないため、次の都野津駅まで徐行で運転を行い、以後の運転を取りやめました。
その後、江津〜浜田駅間で列車の運転を見合わせて線路の確認を行い、運転に支障がないことが確認できたため、午後6時に運転を再開しました。
※注釈 お客様におけがなどはありません。
※注釈 ご乗車のお客様には、都野津駅からバスによる代行輸送を行いご利用いただきました。
5 脱落した部品
自動列車停止装置(ATS)の部品の一部 1つ
大きさ:約40センチメートル×約30センチメートル×約30センチメートル
重さ:約13キログラム
6 原因
一部の取り付けボルトが落失していたためです。
7 列車影響
運休:計3本(特急1本、普通2本)
部分運休:特急2本
遅れ:普通2本 96分から30分の遅れ
影響人員:約400名