徳山実設訓練センターで列車事故対応訓練を実施しました
徳山地域鉄道部では、「安全考動計画2017」に基づき「安全を最優先する企業風土の構築」に取り組んでいます。その一環として、お客様などの死傷する重大事故などが発生した場合、併発事故の防止および救済救護体制の確立を図ることを目的に、警察・消防関係者のご協力のもと列車事故対応訓練を以下のとおり実施しました。
1 訓練日時
平成26年12月3日(水曜日) 13時30分から15時30分
2 訓練場所
徳山実設訓練センター
3 訓練想定
山陽本線 徳山〜櫛ヶ浜駅間を走行中の訓練列車(1両)の運転士は、周防踏切の手前で自動車から脱出しようとする人および踏切内に脱輪している自動車を認め、気笛吹鳴と同時に非常ブレーキ手配を採るもおよばず人および自動車と衝撃し停車した。
衝撃により、列車に乗車されているお客様に負傷者が発生するとともに、自動車から脱出しようとした運転手が列車に巻き込まれ、自動車内の同乗者も負傷した。警察・消防と連携して負傷者の救済救護を行う。
4 訓練内容
(1)乗務員による列車防護
(2)現地連絡責任者による、現地の警察・消防対応および指令情報統括者との情報連絡
(3)警察、消防との連携による、負傷者の救済・救護および避難誘導
(4)地方自治体および地域住民対応、現地対策本部での負傷者名簿の作成、お客様の案内・誘導、搬送病院先の情報連絡など
(5)支社事故対策本部と現地対策本部との情報連絡
5 参加者
周南警察署
周南消防本部
JR西日本関係
総計 約60名