福知山線 篠山口駅でお客様救護合同訓練を実施しました
平成17年4月25日に発生させた福知山線列車事故を決して忘れない取り組みとして、市役所、警察署、消防本部、医療センター、JR西日本の関係機関が緊密に連携をとり、人命を最優先とした迅速かつ的確な初動対応ができるよう対応能力の向上を図ることを目的に、実践的なお客様救護訓練を以下のとおり実施しました。
1 訓練日時
平成26年11月10日(月曜日) 11時30分から13時ごろ
2 訓練場所
篠山口駅 構内電留線
3 訓練想定
平成26年11月10日(月曜日)午前11時50分ごろ、福知山線 古市〜南矢代駅間「南矢代踏切」において立往生していた大型トラックに大阪発篠山口行きの快速電車(223系8両編成、乗客約25名)が衝突し停車した。大型トラックが上り線を支障し、当該列車のお客様が多数負傷され車内に閉じ込められている。
現地乗務員より運輸指令を通じて、警察、消防の要請手配があり、乗り合わせたお客様の他、各関係機関が現場到着後、負傷者の救出・救護活動を実施する。
4 訓練内容
(1)情報伝達訓練
(2)併発事故防止訓練
(3)乗務員などによる負傷者の誘導訓練(初動体制)
(4)現地合同指揮所設置訓練
(5)関係機関合同による救出・救護訓練
(6)救護所設置およびトリアージ訓練
5 訓練参加機関
・篠山市消防本部
・兵庫県篠山警察署
・兵庫県警察本部地域部鉄道警察隊
・篠山市役所
・兵庫医科大学ささやま医療センター
・兵庫医科大学救命救急センター
・JR西日本篠山口地区連絡会
総員 約100名