このたび 情報化促進貢献の経済産業大臣賞を受賞
鉄道会社初の受賞、車掌のスマホで詳細な列車遅れ情報などを閲覧できるシステム
列車に遅れが生じたときの車内のお客様への情報提供強化を図ることを目的に、平成24年7月より京阪神エリアの車掌にスマートフォンを配備しています。このたび、列車の位置や遅れを表示するシステムを導入し案内業務を強化したことが評価され、以下のとおり受賞いたしましたのでお知らせします。
今後もITを活用したお客様案内の更なる強化に取り組み、お客様満足度の向上に努めてまいります。
1 受賞内容
「情報化促進貢献個人等表彰(企業部門) 経済産業大臣賞」
※注釈 「経済産業大臣賞」の受賞は、鉄道会社では初と聞いております。
2 受賞理由(経済産業省の文書より抜粋)
「同業他社に先駆けてスマートフォンを配備し、指令所に設置されている運行管理システムの情報(各列車の在線位置や遅れ情報など)を車掌が閲覧できるシステムを開発した。輸送障害発生時の車掌による案内業務が強化されることで、業務品質およびお客様満足度の向上を実現しており、IT利活用の先導的役割を果たした。」
3 システムの概要
(1)導入時期
平成24年7月より
(2)導入台数
約1,100台
(3)導入エリア
京阪神エリア
(4)効果
スマートフォンを利用して、指令所に設置されている運行管理システムの情報(各列車の在線位置や遅れ情報など)を車掌が閲覧できるシステムを開発したことにより、より適切なお客様案内ができるようになった。