初期救命処置の重要性を訴えて
「救急フェア」「救9の日 エキデモAED」を開催します
公益財団法人JR西日本あんしん社会財団
JRの駅において、JR西日本と当財団との共催により、各地域の消防署やNPO法人などの協力のもと、「救急現場に居合わせた時の救命処置」の重要性・知識および方法を広く普及・啓発することで、ひとりでも多くの「いのち」を救えるよう、心肺蘇生法やAEDの使用方法などの体験イベントを開催します。
※注釈 「救急現場に居合わせた時の救命処置」の重要性
その場に居合わせた人による、早期の心肺蘇生とAEDを使用した除細動が倒れた人の生死を決めます。
心肺蘇生が5分以内で開始され、除細動が10分以内に行われた場合の生存率は37%
心肺蘇生が5分以上経ってから開始され、除細動までに10分以上経過した場合の生存率は0%近くになります。
(出典 「CPRの早期実施での病院外心停止の蘇生」「Am J Emerg Med」1985;3:114-119より)
1 消防や地域のNPOなどと協力し「救急フェア」を開催!
※注釈 上記以外にも開催を予定しています。
救急隊員や、応急手当普及員の資格を持つJR西日本の駅社員および乗務員が、心肺蘇生法とAEDの使用方法を指導します。
平成25年度は、12駅、約2,700名の方に参加いただき、約750名に救命処置を体験していただきました。
(京都駅前地下街ポルタでの様子)
2 「救9の日 エキデモAED」開催!
JR西日本と当財団では、毎月9日を「救9の日」と位置づけAED使用のデモンストレーションを行い、駅でも気軽に学べる「救9の日 エキデモAED」を開催します。
※注釈 7月以降も京阪神の駅で開催します。
(京橋駅での様子)
※注釈 詳細はホームページ(http://www.jrw-relief-f.or.jp/)をご覧ください。