梅小路蒸気機関車館からのお知らせ 10月の催物ニュース
梅小路蒸気機関車館
1 鉄道の日イベント「秋の梅小路フェスタ」を開催します。
梅小路蒸気機関車館で保存・展示をしている、大正生まれの「9600形9633号機(通称 キューロク)」と「8620形8630号機(通称 ハチロク)」が百寿(数え年で100歳)を迎えることを記念した「祝百寿!『キューロク』と『ハチロク』をお祝いしよう!」を開催します。
また、テレビ・映画・CM・舞台と幅広く活躍されている俳優・田中要次氏(元JR東海社員)をお招きし、保線業務に携わっていた当時のエピソードなど鉄道に関する「第31回SL館トーク『田中要次トークショー in 梅小路』」を開催します。
2 「企画展『昭和20年代の鉄道』」を開催します。
昭和10年代末期から20年代初頭、日本の鉄道は、戦争の影響によって物資が不足し、駅や線路といった施設・設備の老朽化(ろうきゅうか)・荒廃も各地で進むなど、たいへん疲弊(ひへい)していました。しかし、終戦後はそのような厳しい状況下にありながらも、鉄道は外地からの復員者や引き揚げ者、食糧の買い出しを行う人々、復興用の資材物資などの輸送を担い、日本復興の先駆けとして活躍しました。
今回の企画展では、終戦後の荒廃から着実に復興を進めた日本社会において、その一端を担った昭和20年代の鉄道にスポットを当て、当時の様子を紹介します。