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ニュースリリース

2012年7月11日経営関連

7月定例社長会見

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1 最近の営業・輸送状況
(1) 運輸取扱収入の状況
 6月の収入計は対前年比100.7%、また、7月も10日までの実績で102.1%と好調に推移しております。
 6月の中長距離券につきましては、台風4号による減収がありましたが、週末のご利用が好調であったことなどにより前年実績を上回りました。近距離券につきましては101.8%となっておりますが、曜日配列で昨年に比べ土休日が1日多いこと、また、昨年は6月下旬に気温の上昇に伴う出控えがあったのですが、その反動により前年実績を上回りました。定期券につきましては99.8%となっており、ほぼ前年並みの実績です。
 7月は、中長距離券が、海の日を含む3連休の期間の前売り切符の発売が好調で101.7%と前年実績を上回っております。定期券につきましては曜日配列において昨年に比べ平日が1日多かったため、前年実績を上回り104.5%となっております。 

○運輸取扱収入の状況(前年同日比)
対象期間収入計近距離券中長距離券定期券
6月 100.7% 101.8% 100.5% 99.8%
7月(10日まで) 102.1% 99.1% 101.7% 104.5%

※注釈 駅などでの取扱高を示します。
※注釈 7月は直営の速報値です。

(2) 新幹線・在来線特急・アーバンネットワークのご利用状況
 6月のご利用状況は、新幹線が対前年比102%、在来線特急が103%、アーバンネットワークが101%でした。新幹線、在来線特急ともに、台風4号接近によるご利用の減があったものの、土休日のご利用が好調であったことから、前年実績を上回りました。アーバンネットワークは、曜日配列で昨年に比べて土休日が1日多いことなど近距離券収入と同様の理由で、前年実績を上回りました。
 7月は、新幹線、在来線特急ともに、曜日配列において昨年に比べ平日が1日多かったため、前年実績を下回っております。アーバンネットワークは、週末のご利用減により、前年実績を下回っております。7月についてはもう少し状況を注視しなければならないと考えております。

○ご利用状況(前年同日比)
対象期間新幹線在来線特急アーバンネットワーク
6月 102% 103% 101%
7月(10日まで) 98% 97% 98%

※注釈 7月の数値は速報値です。

2 「鹿児島カレッジ」の実施について
 山陽・九州新幹線の直通運転開始から2年目を迎え、さらにご利用していただくために新たな取り組みを実施したいと考えています。
 山陽・九州新幹線の利用促進に向けた情報発信については、地元に積極的に発信していただくことも大切ですが、今回ご紹介する取り組みは、関西・中国地方の6つの大学の学生の皆さんに新幹線をご利用していただいて、学生視点で観光素材の情報を発信していただくというもので、地元の方々の協力をいただきながら進めていきたいと思います。なお、昨年にも神戸松蔭女子学院大学の学生の皆さんに熊本についてこうした取り組みを行っていただきました。
 今回の特徴は、新たな情報発信ツールとしてソーシャルメディア(Facebook)を活用することです。いわばITを利用した口コミを広げて若年層に発信したいと考えております。昨年もそうでしたが、「地域との共生」の観点を大切にし、特に、芸術、農業、食、伝統工芸などの観光素材を地元から提供していただきながら、学生の方々の視点で魅力を発掘していきたいと考えております。
 今回の取り組みは、最初からゴールが見えているものではなく、取り組み過程を体験しながら創り出していくものなので、私どもにとってもチャレンジという位置づけで取り組みたいと思います。

※注釈 「鹿児島カレッジ」の実施の詳細については、こちらをご覧ください。

3 電力貯蔵装置の開発について
 最近節電の問題が話題となっております。私どもとしての今夏の節電対策につきましては6月28日にすでにお知らせいたしましたが、長期的に色々なことに取り組まねばならないと考え、地道な節電対策の1つとして取り組んでいる、電力貯蔵装置の開発についてご紹介させていただきます。
 これまでも電車がブレーキをかけたときに発生する電力(回生電力)を有効活用するために、比較的上下線の列車本数が少ない線区で「上下タイき電方式」などの開発技術を導入してきました。しかし、列車本数が少ない線区において、回生電力が有効活用されておらず、回生電力をバッテリーに貯めて有効活用することが大事なことであると認識しました。

電力貯蔵装置

 従来も敦賀駅付近の新疋田変電所において緊急時のバックアップ電源の位置づけでこうした装置を導入しましたが、今回はさらに、バッテリー(リチウムイオン電池)を用いて運転エネルギーの削減を目指し実用化の検討を行います。
 また、バッテリーは常に充放電していると寿命が短くなるので、充電電圧と放電電圧を最適なレベルにコントロールするための検討を行います。
 すでに6月に小浜線美浜駅に試験装置を設置し、以降順調に推移しております。

性能試験を実施

 今後息の長い取り組みとして平成26年度末までの実用化を目指し取り組んでいきます。なお実用化は、京阪神地区の比較的列車本数の少ない地域での使用となると思いますが、これを導入しますと、変電所が出力している電力の約3%程度の電力使用量を削減できるのではないかと考えております。

4 車内急病人発生時の迅速な対応について
 私どもは安全最優先の列車運行を目指し、さまざまなことに取り組んでおります。
  安全最優先の観点から、異常を感じた場合すぐに列車を停止させています。また、列車内のSOSボタンにつきまして、車内トラブル発生時にはお客様にためらわずに押していただけるよう視認性の向上に努め、実際に押していただいた場合には列車を停止させる措置を採っています。しかし、列車停止後は運転再開まで時間を要することになります。そこで、列車停止時間を短縮できないか検討してきました。具体的には、車内SOSボタンが押された場合の約7割を占める急病人発生による通報において、迅速なお客様の救護を行うという目的を達すると同時に、列車の遅れをできるだけ少なくするよう検討してまいりました。

車内SOSボタン(225系、321系の場合)

 今回、車内での急病人発生時の運転手続きを変更いたします。停車する場所をパターン化します。従来、乗務員は、どこに停車するのか、現在の状況がどうか、運転再開の手続きなど、全て指令と打ち合わせなくてはならなかったのですが、主として快速停車駅のような駅では、あらかじめお客様の救護手配ができるような準備ができているので、停車すべき駅をパターン化してある程度決めておいて、そこに停車する判断、運転再開の判断を乗務員が行うこととし、指令とのやり取りを短縮することとしました。その結果、平均遅延時分が8分程度から2分30秒程度短縮し、5分30秒程度にできると考えております。
 今後とも、安全最優先を維持しつつ、可能な限りご迷惑をおかけしない取り組みを進めていきたいと考えております。

車内急病人発生時の対応

5 福知山線列車事故現場のあり方について
  昨日(7月10日)、福知山線列車事故の現場のあり方についての報道がなされました。私どもは2回目のアンケートを行っているところでありますが、1回目のアンケート結果からは、特にマンションのあり方について、今のままの状態にしておくのではなく、将来に向けてのあり方を考えていくべきだというお声が強いという受け止めをさせていただきました。それを受けての考え方を申し上げます。
 1点目としまして、当社の考え方もきちんと示すべきとのお声をいただきましたので、2回目のアンケートには、一部具体的なイメージの表現を入れています。例えば、「1階の一部を残して」といった表現を入れていますが、私どもの意図はアンケートでお示ししたような具体的なイメージを当社として決めて、これでどうですかと言っているのではなく、あくまでもイメージを持っていただいた上で、ご被害者の皆様にどうしたらいいでしょうかと丁寧にお聞きしていきたいという思いで、2回目のアンケートを実施したということです。慰霊碑を作ると決めたわけでもありませんし、1階の一部を残してはどうかと決めてご提案したものでもございません。ただ、イメージも含めて事故現場のあり方について議論を深めていかなければならないと考えております。
  2点目としまして、このアンケートだけで早く何かを決めてしまいたいと思っているわけではありません。十分丁寧にいろんな議論を重ねていかないといけませんし、2回目のアンケートをお聞きしたから物事が決まるというわけでもありません。事故現場のあり方の議論につきましては、丁寧に時間をかけながらやってまいりたいという趣旨であります。

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