山陰本線 速度超過による非常ブレーキ作動について
1 発生日時
平成23年9月11日 午後0時5分頃
2 発生場所
山陰本線 淀江(よどえ)〜伯耆大山(ほうきだいせん)駅間
3 列車名
普通列車 倉吉10時56分発 米子12時20分行
1両編成(ワンマン) 乗客数:20人 乗務員:1名
4 概況
平成23年9月11日、午後0時5分頃、当該列車は山陰本線(淀江駅〜伯耆大山駅間)を走行中、運転士が曲線の速度制限に対するブレーキを使用した直後、ATS(自動列車停止装置)による非常ブレーキが作動して停車しました。運転士は指令に連絡・指示を受け、運転を再開しました。
調査を行ったところ、時速75キロメートルの曲線制限に時速約95キロメートルで進入したことが判明しました。
※注釈 ご乗車のお客様にお怪我はありませんでした。
※注釈 曲線用ATS:自動列車停止装置。カーブなどで速度超過を防止するために、速度を検知して非常ブレーキを作動させ列車を停止する機能がある。
5 原因
一時的に、ブレーキの開始時期が遅れたため。
6 列車影響
【遅れ】 普通 1本
普通列車 倉吉10時56分発 米子12時20分行 5分遅れ
※注釈 その他の列車には、影響ありませんでした。