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2007年度 環境報告書

地球環境問題に対する考え方と体制

JR西日本では地球環境問題に対して社員一人ひとりが環境への意識を高め、環境保全の取り組みを進めています。

基本的な考え方と行動指針

【基本的な考え方】

JR西日本は、グループ会社と一体となって地球環境保護に取り組み、
持続的発展が可能な社会の実現に貢献します。

【行動指針】

  • 1私たちは、地球環境にやさしい企業グループを目指し、資源の適正かつ有効な活用を図ります。
  • 2私たちは、地球環境保護のために、技術開発や創意工夫に努めます。
  • 3私たちは、常に地球環境保護を意識して行動します。

(2008年1月改訂)

JR西日本では、1998年3月に「地球環境問題に対する基本的な考え方」を上記のように定め、地球環境保護の取り組みを推進しています。

当社の基幹事業である鉄道は、エネルギー効率に優れ、地球環境にやさしい交通機関です。この特性をさらに高めるために、「皆さまに安心、信頼していただき、ご利用いただきやすい鉄道づくり」と「私たちの業務が環境に与える影響をさらに低減し、環境負荷の小さな鉄道づくり」に努力することが大切だと考えております。

2008年までのJR西日本グループ中期経営目標においても、「企業の社会的責任の遂行」を掲げ、その中でも地球環境問題をJR西日本グループ全体の重要な課題の一つに位置づけ、地球環境保全の取り組みを推進することを明確にしています。

地球環境委員会の体制

1998年4月に鉄道本部長を委員長として地球環境委員会を設置し、年2回定期的に方針の審議などを行なっています。JR西日本では、2006年6月から責任ある業務執行体制の確立を図るため、新たなコーポレートガバナンスを導入し、CSR推進委員会と地球環境委員会の連携を取りながら重要な方針決定事項を経営会議に報告しています。


第18回地球環境委員会

地球環境委員会体制図

地球環境委員会体制図

 各支社においても、1998年6月に支社長を委員長として支社地球環境委員会を設置し、特に、現場の環境管理の推進に重点を置き、取り組みを進めています。

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専門部会の取り組み目標

省エネルギー専門部会

省エネルギー車両の比率を2008年度までに65%に向上する。

駅ゴミ・列車ゴミ専門部会

駅ごみ、列車ごみのリサイクル率を2008年度までに40%に向上する。

鉄道資材リユース・リサイクル専門部会

鉄道資材発生品のリサイクル率を2008年度までに85%以上を維持する。

特定化学物質専門部会

キシレン、トルエンの使用量を2010年度までに2005年度比5%削減を図る。

環境管理システムの展開

当社では西日本の広いエリアで安全・正確に列車を運行するために、200を超える事業所で業務を行なっています。

業務が環境に与える影響を把握し、その影響を低減させていくためには、それぞれの事業所ごとに日常業務の中で環境影響を管理していくことが非常に重要になります。

そこで、当社ではまず、比較的大規模な事業所である博多総合車両所をモデル事業所に選定し、1999年8月にISO14001の認証を取得しました。

この博多総合車両所での取り組みを通して、ISO14001のしくみが環境関連の法規制を順守し、事業活動が環境に与える影響を低減するために有効であることが確認されました。

そこで、次に紹介するようなISO14001に準拠しつつ当社のそれぞれの事業内容に合わせた環境管理システムを全社に展開しています。

なお、大規模な事業所についてはISO14001認証を取得しています。

(2007年12月現在4箇所)

JR西日本のISO14001認証取得箇所

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