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総合職採用
事務・創造
広島支社 企画課 事業開発テーブル
入社して最初に配属されたのは、出身地でもある広島。地域の皆様の暮らしに彩りを与えたいと思ってJR西日本に入社した私は、ひときわ強い思い入れをもって仕事に取り組みました。そんななかで発案したのが、広島駅にクリスマスツリーを設置して近隣地区とともにイルミネーション装飾を行うという企画でした。初めての取り組みとあって、自治体や駅周辺の事業者、そして工事事業者への説明や協力の呼びかけには思っていた以上の苦労がありました。工事関係の法規など、まったく未経験の分野での知識も求められました。前例もない中で自ら考え、一つひとつ進めていくため、考えるべきことの多さに途方に暮れたこともあったのですが、皆様の協力のおかげで無事にイルミネーションは実施。更に、当社の働きかけによって、駅だけでなく近隣エリアも連動して装飾を行っていただいたおかげで、広島駅周辺が点ではなく面としての新たな魅力を生み出すことができました。また期間中、駅や近隣店舗のご利用者数や売上も増加。経済面でも大きな効果をもたらすことができました。ひとつの企画を自ら発案して、実現に至るまでのプロセスをすべて担当するのは、このときが入社して初めてのことでした。全体を俯瞰して見つめることや、ゴールから逆算して「いつ、何をすべきか」を考えること、そして新たな取組みに対して周囲の理解・協力を得ること、社内外で人を巻き込んでいくことの大切さなど、その後の仕事の土台となる力を身につけることができました。そして何よりも、仕事を通して地域の皆様に喜んでもらえたことが、自分自身の喜びと自信になりました。
広島時代に指導いただいた上司の存在が大きいです。私自身の「強み」と「弱み」をよく見極めてくれ、「強み」を更に伸ばせるような仕事を任せてくださったり、将来を見据えてあえて苦手な業務にチャレンジさせてくれたりする方でした。ときには厳しく指導いただくこともあったのですが、ひとつの取組みが成功するたびに、全力でほめてくださり、そのことも自信につながって次のチャレンジへの原動力になりました。担当したい仕事などについて相談させてもらう機会も多く、「それなら、こんな部署があるよ」と、これからの私のキャリアステップを親身になって一緒に考えてくださりアドバイスをいただけたことも、今の仕事に結びついたように思います。現在も温かく見守ってくださっているので、「恥ずかしい仕事はできない!」という思いが、私のモチベーションのひとつになっています。
JR西日本イノベーションズ
コーポレートベンチャーキャピタル業務 リーダー
人口が減少する現代社会において、新たな鉄道需要を生み出すことは必須の課題です。そのためには、社外のアイデアやノウハウも積極的に活用する必要があります。私が所属するJR西日本イノベーションズが担うのが、まさにその役割。JR西日本グループとの相乗効果や共に新たな事業を創出することが期待できるスタートアップ企業へ出資などを行って連携を深め、スタートアップ企業が取り組む事業の成長・発展を支援しています。その中で私は、「ワーケーション」「多拠点生活」市場で事業に取り組む株式会社KabuK Styleや株式会社アドレスの事業支援とJR西日本グループとの協業支援を担当。両社がスムーズに事業展開ができるよう、JR西日本や自治体との橋渡し役やプロジェクト全体のコーディネート役を務めています。当社とスタートアップ企業では、判断のスピードなど企業文化に違いを感じる場面がたくさんあります。しかし、「地域のファンとなり、何度も訪れる『関係人口』を増やしたい」という思いは同じです。特に私は、スタートアップ企業にとってJR西日本の窓口と言える立場です。スタートアップ企業の視点から物事を考え、当社内での説明や説得、そしてスピーディーな連携実施を行っています。スタートアップ企業との連携はすでに実証実験などで成果が現れています。鉄道利用者が増加したほか、利用者からも地元自治体からも高い評価をいただけたのです。私自身は、西日本エリアの魅力、マスに対する発信力の強さ、そしてブランド力など、当社が持つ財産の大きさを再確認しました。これらにスタートアップ企業が持つ強みを掛け合わせることで、新たな可能性を広げていきたいです。
広島時代に地元の信用金庫と連携し、駅ナカの魅力向上と地域の食文化の活性化、さらに地元の若者のビジネスマインド育成に取り組んだことがあります。このときは調理製菓専門学校と連携し、新たな駅弁を開発しました。シェフやパティシエの卵たちが若い感性を活かして開発した駅弁は、おしゃれで見た目もきれい。非常に話題になり、メディアでもたくさん取り上げてもらいました。取り組みを通して地域の魅力を発信できたことに加え、学生の皆様の学びのお手伝いができました。また、成長する学生の姿を地域の皆様が喜んでくれました。地域共生企業としての役割を果たせたように思い、私にとっても大きな自信になりました。