私たちが目指すもの
この社会を、もっと豊かにしたい。
JR西日本で働く一人ひとりが持つ想いは、
数多くのチャレンジを生み出し、
胸躍る未来の社会を日常にしてきました。
想いに、社会が呼応する。
新たな未来が生まれる。
さらに想いを抱き、挑む。
ここにいるのは、開拓し続ける人たち。
未来は、あなたからはじまります。
日常を、少しずつ未来へ。未来は、少しずつ日常へ。
どこかを目指して、駅へ向かう。
時間どおりに電車が到着する。
ホーム柵が上がり、安全に乗車が促される。
静かで振動の少ない車内で、
思い思いに自分の時間を楽しむ。
その日常は、JR西日本の先人たちが描いた、未来。
当時は「不可能だ」と言われたことも、
大胆な発想、緻密かつ独創的な技術、諦めない強さで、
カタチにしてきた。
そんな挑戦のかけらは、
今も、JR西日本にあふれている。
さらに安全かつ確実な運行の実現と同時に、
危険と隣り合わせになって設備を整備する人を守るために、
人型重機ロボットを開発する。
今より快適な移動の実現に向けて、
数々の先端テクノロジーを搭載した、
新型車両の誕生に挑む。
分単位で行われる電車の乗降を、もっと安全に。
ソフト、ハードのプロフェッショナルが力を結集して、
ホーム柵に、変化と進化をもたらし続ける。
同時に、既成概念にとらわれない安全を創造する。
社会の基盤を、日常をつくるために。
JR西日本の挑戦は、これからも続く。
モビリティとIoTの融合で創造するサービス「MaaS」。
私たちがテクノロジーで描く未来には、
人々や社会の明日を変えるチカラが秘められている。
たとえば、鉄道×モバイル。
経路や電車の到着時間などを知らせて、
よりスムーズな移動をもたらす。
たとえば、改札×テクノロジー。
顔認証システムを搭載した改札機で、
本人を分析し、入場の許可を出す。
鉄道という社会のインフラに、さらなる安心をつくる。
たとえば、駅×アプリ。
心をくすぐるオススメの店舗が表示される。
会計も、より早く手軽に済ませることができる。
新しい喜びの発見と、よりシームレスな生活をつくる。
リアル×デジタルで見えるミライを、
少しずつ日常へ。
新しい車両が岡山県に導入されるのは、
いつ以来になるだろう。
もしかしたら、今回、導入されることになった
新型車両「Urara」の開発に携わるのは、
慣れ親しんだこの地に向けてできる、
一生に一度の恩返しかもしれない。
そして、何より、
岡山県を走る新型車両に、
岡山県民の想いをぜひ吹き込みたい。
ただひとりの「岡山の代表」として、
Uraraの設計に臨む技術系プロフェッショナル職・坪田。
生涯初の、車両設計に挑んだ。
「車両が完成するまで、
不安になることは毎日あった」という。
一つひとつの設計にも根拠が求められる。
設計に定められた法律や省令などの面でも、
ゼロから学ばないといけないことばかりだった。
岡山の桃、尾道の桜をイメージしたピンクのライン。
乗車する人々を思いやり、広く取られたドア付近のスペース。
「岡山代表として」の想いが込められたUrara。
その姿を見て、坪田は、笑顔でひとこと。
「100点満点です」。