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プロフェッショナル職採用
車両
京都支社 吹田工場
高校時代、電子機器と機械について学び、その両方を活かせる仕事としてJR西日本への入社を決めました。自分の力をここで試し、伸ばせると思ったからです。入社後の約3年間は教育期間として、車両部門の業務を幅広く経験しました。最初はドライバーなどの工具の用い方から始まって、車両の検査や修繕といった仕事に必要な知識・技能を徹底して学びました。その後、車両の検査や修繕の方法について、業務を通じて学びました。この間、先輩方に親切かつ厳しく指導されたことが、現在に至る自分の成長の基盤となっています。2010年からは検査業務に加えて、運転取扱業務にも挑みました。これは車両管理に関連した車両の運転を行うものです。電車や機関車などさまざまな車両を運転する必要があり、ここでも先輩方に親身になって指導していただいたおかげで、新たな業務に就くことができました。また、常に新たなことに挑戦できる社風を受け、2012年に上司の勧めをきっかけに、社内の「ネクストステップ研修」という人財育成プログラムを利用して、将来の実務リーダー層をめざすための研修を受講する機会にも恵まれました。この研修を機により広い視野をもって仕事に取り組もうという意識が高まり、管理業務の道をめざすこととなったのです。そして、駅や運輸、工務といった異なる部門の社員と共に業務を行うようになり、所属部門以外の業務知識を習得し、職責の重要性を再認識しました。仕事を通じた人脈も一気に広がり、仕事のやりがいが増したのを実感しました。
これまでの約15年を振り返ってみると、節目ごとに新たな仕事を任せていただき、それが自らの成長の起点になってきました。まず自分で考えて取り組む。そのうえで分からないところは上司や先輩方が支えてくれる。こうした好循環のもとで、私は着実に成長をめざしてきました。安全管理の新たなルール策定にしても、まずは任せてもらったことがやりがいと挑戦につながり、自らの可能性を広げるきっかけとなりました。これまで私の成長を支えてくれた上司や先輩方には心から感謝しています。
金沢支社 車両課
入社して12年間にわたり、主に車両の検査・修繕や改造工事といった現場での業務を行ってきました。職場の上司や同僚、ほかの職場の方々などの支えのもとで、課題をやり遂げることができたと思います。そして、仕事に対する達成感を強く抱くとともに、JR西日本の車両部門の仕事に誇りを持つこともできました。2016年からは業務管理に関する仕事を担当しています。ここでは、構内運転指導業務の一環で、安全に関するルール作りに携わりました。特に注力したもののひとつは、「仲間の命を守る」という観点から鉄道の線路内で作業を行う人々の安全を確保するうえで必要になるルールの策定でした。全社の各系統から集まって行われたワーキンググループに参加して、積極的に発言しました。現場と積極的にコミュニケーションを行ってきた経験を活かして課題を洗い出すとともに、課題の解決に貢献できたと感じています。この間、ルール作りの難しさを感じる一方、会社の「より良い未来」に向けたルールの重要性について改めて認識することができたのです。今後、北陸エリアでは北陸新幹線の敦賀延伸というビッグイベントを控えています。新幹線部門においても活躍の場が広がっていくことから、在来線と新幹線を問わず、幅広く挑戦していきたいと思っています。また、実務リーダー層をめざして、自分の得意分野についてはさらに知識を深めていくと同時に、未知の分野の仕事も積極的に学んでいきたいです。加えて、後輩の育成についても積極的に行っていきます。そして、「JR西日本が最も安全な交通機関」と言われる日が来ることを目標に、お客様に安心してご乗車いただける車両を提供し続けられるよう努力していきたいです。
「金沢総合車両所の一般公開」を通じて、車両管理の仕事を地域の皆様に見ていただく機会があります。公開の当日は、天井クレーンによる車体の移動実演をはじめ、車両の運転台見学、車掌体験、ミニ新幹線の乗車体験、軌道自転車の乗車体験などを行います。日常では見られない車両管理の仕事を知っていただく良い機会となっています。また、地域の環境保全に向けた取り組みも継続して行っています。たとえば、機関車の油漏れを防止するための仕組みづくりなどが挙げられます。環境問題に対する社会の意識が高まるなかで、今後も環境保全を意識した活動に注力していきたいと思います。