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プロフェッショナル職採用

運転士

京都支社 京都電車区 橋口 聖子 2000年 入社

Career Step

  1. 2000年京都支社 京都駅
  2. 2001年京都支社 京都車掌区
  3. 2003年京都支社 みやこ列車区
  4. 2004年京都支社 京都電車区

不安を抱えながらの車掌デビュー。
先輩に支えられながら、
乗務員としての基礎を築く

京都支社 京都車掌区

入社してからは駅係員の仕事を担当し、2年目から乗務員の道を歩むことになりました。その第一歩が、車掌としての仕事でした。新しい仕事と新しい職場に不安でいっぱいだった時、支えになってくれたのが、指導役だった先輩車掌です。先輩からは、日々の業務だけでなく、沿線の魅力やお客様とのやり取りなど、車掌の仕事ならではの醍醐味も教えてもらいました。また、私とベテラン乗務員との橋渡し役として、私が職場に馴染んで仕事を覚える後押しをしてくれました。私は今、乗務員の仕事を心から楽しめていますが、そんな“現在”に至る出発点を支えてくれたのが、当時の先輩です。私にとってはいまだに理想の乗務員で、「いつか、追いつきたい」と思っている存在です。

指導操縦者として
後輩運転士を育てながら、
自らも成長していく

京都支社 京都電車区

運転士の経験を積んでいくうちに、上司から、次の目標として「指導操縦者」になることを勧められました。指導操縦者とは、後輩運転士を育成する役割を持った運転士のことです。私自身もまだまだ若手運転士でしたが、指導操縦者を任せてもらえることになりました。しかし、後輩運転士を指導するにあたり、「伝える」ことの難しさに直面しました。業務の説明や仕事への姿勢など、私の考えを相手に理解してもらい、身につけてもらうことは想像以上に大変でした。
また、同じように説明しても、伝わる人もいれば伝わりにくい人もいます。もどかしい思いもあったのですが、安全運行を実現できる知識と技術を身につけてもらうことを最優先に、「焦らないこと」「身につくまで何度でも繰り返すこと」を心がけました。そして「時間がかかっても大丈夫」と自分にも後輩にも言い聞かせながら、指導に取り組みました。
指導操縦者になってからは私自身も、一つひとつの業務の意味をより深く理解するようになりました。また、指導操縦者の証となるバッジや腕章を付けて仕事をすることで、責任感も強くなりました。若手運転士と指導操縦者は、しばしば親子の関係に例えられます。これまでに私は5人の“子ども”を育てました。各地で活躍する子どもたちの姿を見ると、頼もしく感じる一方で、「まだまだ負けていられない!」と、仕事への意欲が高まる日々を過ごしています。

成長を支えたもの

車掌になった当時、京都支社の女性乗務員は少なく、受け入れに対して、職場全体が試行錯誤している時期でした。しかしそれ以降、トイレや更衣室・寝室などの設備はどんどん整備されていき、「女性乗務員を育て、女性の活躍の場を広げていこう」という、会社全体の取り組みや職場のバックアップにはとても助けられました。そして、働きやすい環境が整うことで、女性乗務員の人数も増えました。現在は、育児休職制度だけでなく、子育て中の女性乗務員が勤務日数を通常の約半分に減らすことができる制度も導入され、活用されています。私自身も、育児休職から復帰した乗務員を指導する役割を担当しています。乗務員として経験を積んだ現在は、「こんなキャリアがあるんだよ」「こんな働き方があるんだよ」と後輩に示すことが、私が果たすべき大切な役割だと感じています。

「瑞風」の運転士に就任。
より一層の誇りを持って仕事と向き合うように

京都支社 京都電車区

2017年、社内外から大きな注目と期待を集める豪華寝台特急列車「瑞風」がデビューしました。これに先駆けて社内では、資格や経験などの条件を満たす運転士の中から、「瑞風」を担当する乗務員の選考が行われました。「瑞風」は、社内の仲間や運行する地域の皆様の期待を背負った列車です。「ぜひ挑戦してみたい!」と、迷わず私も立候補し、「瑞風」の運転士を務めることになりました。
運転士は、列車を“安全に、何事もなく”走らせることを最優先に、お客様の期待に応えなければなりません。「瑞風」においても、私たち運転士がやるべきことは変わりません。乗務前の準備を念入りに行い、さまざまな場面を想定し、頭の中で繰り返しシミュレーション行う。当たり前のことをきちんとひとつずつ大切にすることで、“安全で、何事もない”を実践しています。
「瑞風」がデビューした時、職場の仲間から「この会社で働いていて良かった」という言葉を聞きました。「瑞風」には、みんなの思いや誇りがたくさん詰まっており、その運転に携わることができるのは、本当に誇らしいことです。この経験から、運転士という仕事や鉄道そのものが今まで以上に好きになり、そして大切にしていきたいという思いが強くなりました。

私の地域への取り組み

運転士の仕事においては、安全・安定運行を行うことが、地域に対する何よりも重要な取り組みです。また、地域の皆様や観光のお客様の思い出の1ページになることも、運転士だからこそできる地域への取り組みだと感じています。運転士は、鉄道ファンや子どもたちにとって憧れの存在です。「瑞風」を運転するようになってからは、地域の皆様や観光客の方からも「一緒に写真を撮ってください」と言われる機会が増えました。そういった、憧れの気持ちや旅行を楽しむ気持ちにお応えし、「瑞風」の列車自身や「瑞風」の運転士である私をきっかけにして列車ファンが増えていく。その中の誰かがJR西日本で運転士になり、安全・安定運行を引き継いでくれる。そんな日を夢見ています。